かっしーのつぶやき
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2004年05月07日(金) イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ 2

気がつけば世界最終予選まであとわずか。世間様にもバレーボールな媒体がたくさんコマセのように撒かれつつあります。
いろいろとりこぼしつつ追いかけるこっちも結構心臓破りになってまいりましたが、基本はやっぱり吉原&全女へのラヴ&ガッツなエール。

■『Number』。

なぜか皇居東御苑の本丸跡の新緑の中で先日読みました。プリンセス・サーヤはご機嫌麗しゅうおわすだろうか(笑)。

ライターさんが例のバレー本『蘇る〜』を書いた吉井妙子氏だったのでわくわくしつつ読み進んでいったんですが、が、そのうち、ある一行のところで目が点になりました。

「佐々木の背中は吉原を探していた」

…。  …、 Σああああいかんいかんまたイリュージョンの洪水に押し流されて海まで行ってしまうところだった。

なんだかこの吉井さんてそういうことを突然バッサリお書きになるんで、オロカな私はその都度ウロたえてしまいますだ。
既定値なの?やっぱり既定値なの?<結局海まで行ったらしい

■フジテレビ特番「密着200日!!アテネにかける全日本女子バレー」。

「吉原選手が故・山田監督のお墓参りに行くシーンがあるらしい」というのを聞いたとき、思わず
「当然黒スーツよね?」と聞き返してしまったわたし…

黒スーツに白菊たずさえてかつての師匠の墓参り、ってそれじゃまるで大出入り直前の極道のヒトですがな。

柳本監督が栗原やら大山やらをガツンと叱ってたとこでは、反射的にぐわーっと泣いてしまった。
コチキャラの三屋さん見てた時と同じで、ああいうの目の当たりにすると私は途端にかつてのバレー少女モードが炸裂してしまって、もう、あっと思う間も無く涙がぐわーーっと出てきちゃうですよ。
でもって、ヘコんじゃった大山への、竹下選手の助け舟的(でもちゃんと厳しい)叱責がまたなんとも、切ない。
「自分の気持ちを出さないと、みんなだって解らないでしょ?」「そんなの納得いく?納得いった人がコートに入るんでしょ。なんで去年はコートに立ってたの?プライド持ちなよ!」
いっいいいい痛い痛い痛いいいい。でも一言一句もらさずまったくもってその通りで何の反論もできないいいい。並べて語るのもなんですがその昔、田舎の中学でバレー部だった時、わたしゃ人よりちょっと背が高いってんで対角レフトやらされてたんですが、そこでやる気の無いプレイとかしてると、チーム内のガッツな(たいてい人より背が低い、でも努力&実力派なタイプの)子から、似たような感じでよく怒られたっけなああ、としみじみ思い出してみたり。
竹下選手のあれは、バレーボールへの愛だと思う、つくづく。そう、そこにあるのは、愛だ!愛なんだよ大山!

で、言わずもがなだが一番ぐっさり来たのはやっぱり「だめ〜ん、イチゴ(はあと)」(笑)
やはし脂肪分が多いケーキ部分よりも、エネルギー吸収効率のいい糖分が多い果物(イチゴ)がまっさきに食べたいアスリートの皆さんなんだろか、とか素人考えしてみたり。
どんなにキツい日々でも、こういうのがあるのって本当にいいなあ。コートを出たら単純に人間同士、今日のヘコみを引きずらないで明日へ行ける、そんな感じ。

■NHKのスポーツニュース。

たたみの部屋でみんなで車座になって敵チームのビデオ見て研究。
「集中してみてね、そのためにみじかくみてるからね」
ああ何故に吉原選手の素の喋りはこんなにぜんぶひらがなできこえるのだろう。かわいすぎ。

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さて連休の間にいろいろとりこぼして悔しい思いをした媒体も多く、その中でも最たるものはTBSのバレー特番です。

あの江上さんからのメッセージ、そしてそれに思わず涙する吉原選手、という画面を見逃したのはかえすがえすも残念なわたくしでした。
3/20の日記にも書いてますが、吉原選手や私が中学生だった当時の江上さんや三屋さんといえば、その存在はもう日本全国津々浦々のすべてのバレー少女にとって別格中の別格、スターの中のスター、遥か仰ぎ見る天界の人に等しかったんでしたからして。

ましてや吉原選手にとってはその後同じ日立の先輩後輩になるわけで、それこそ憧ればかりではなくて厳しい思い出もたくさんあるわけで、そういうの全部ひっくるめてきっとやっぱりあの人は「あの江上さん」なわけで、その人から今、まさにこの状況において、まっすぐ激励のメッセージを貰ってしまうのって、本当に、吉原選手はどんなにどんなに心強く感じたことだろう、と、たとえ画面を見ていなくても、つくづくグッと来てしまったわけです。

(どのくらいグッと来たかというと、以前、サヨナラ公演を病気のため休演中だった匠ひびきさんに、同じ花組の先輩トップスター・大浦みずき様がみずから手紙を書いてわざわざ遠国から送って下さったというのを聞いた時と同じくらいグッと来ましたです、はい)

そんなふうに、誰かの遺した情熱を命懸けで受け継ぐために、歯を食いしばり汗流し、爪先を血で染めながら、
今日も誰かが新しく扉を開いていくのでしょう。

がんばれ、全日本。


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