かっしーのつぶやき
DiaryINDEXpastwill


2002年09月12日(木) 『プリンス近衛殺人事件』

■最近読んだ本■ 『プリンス近衛殺人事件』 V.A.アルハンゲリスキー著/瀧澤一郎訳 新潮社(初版2000年12月)

劇団四季のオリジナルミュージカル「異国の丘」の原作、というか元ネタ本のひとつ。いろいろとシベリア抑留についての新事実が暴露されていて、驚くべき本…のはずなんですが。いかんせん訳文がものすごーーく肌に合わなくて、読むのに大変たいへん時間がかかりました。
その上、やっとの思いで読み終わってみたら「訳者あとがき」には「原文はこの数倍に及ぶ。読みやすさを優先し、訳者が編集した」とバッサリ書いてあって脱力。瀧澤先生、それはいわゆる「超訳」なのでは。それからあのー、私にはあんまり読みやすくなかったです。それとも元のアルハンゲリスキー先生の文章そのものがこういう激烈講談タッチなのでしょうか。
内容的には今後も凡く読まれるべきものだと思うんですが、文章と構成で大きく損しているようで残念。何故なんだ新潮社。増補改訂、完訳版希望。


かっしー |MAILHomePage