佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2007年12月04日(火) あのね、思い出は痛いくらいきれいだから

昼にネットニュースで知りましたが、昨日TMの武道館ライブだったそうで。なんだか軽い衝撃を受けつつしみじみしました。

年齢がバレますが(笑)、TMは私が最初にハマったバンドでした。バンドを好きになる、ていうこと、曲を聴くということ、ライブということ、それはTMが最初でした。
13年前?の解散ライブの時、京都の学生だったから、学校さぼって夜行バスでドーム2日間行きました。親にも内緒で。バレたけど。
それが初めての遠征だった。ライブで泣いたのも初めてだった。解散ライブというものを経験したのも初めてだった。

だけど泣いて、普段めったに泣かない私が泣いて友達をびびらせて、そこで泣けたことで、私はきれいにTMに対しての区切りをつけてしまった。
だからその後のソロは、違うかな、と思ったらすぐに追いかけるのをやめてしまって、未練もなくなった。違う、と思いながらも、自分に嘘をついて縋って、という気持ちはなかった。
それは多分、私があのライブで、きれいに気持ちを区切れてしまったから。

嫌いになったわけではなくて。
それは例えるなら、「鍵をかけていつまでも僕に閉じ込めた」ということだったと思う。
だから、再結成してからも、聴かなかった。閉じ込めたままにしてしまっていた。痛いくらい、きれいだから、きれいなままにしておきたかったんだと思う。

そしてそういうふうに私は、10代の頃から「バンド」という形が好きだったのだ、と思います。
誰のファン、という意識よりも、そのメンバーが集合することによって生じるかたちが好きでそのバンドのファンになる。それはずっと変わらない。多分、どんなワンマンバンドだろうと、それでも私は「バンドのかたち」というものが好きで、「バンドで出す音」が好きで。
男っぽい聴き方、と言われたことがある。主に女の人は、ボーカルの○○が好き、ギターの○○が好き、という見方をし、対して男はバンドとして捉える、と。
それならば、私は男性的な聴き方をしているのだ、と思う。


そう考えて。明日、TMの新アルバムが出ると知って。
そろそろ聴いてみようかな、と思いました。
わたしの中に閉じ込めた思い出が、新しいすてきなものに変わるのなら、いいな。


あと、この10年くらいは、プラという現在進行形で大好きでいれた存在があったから、思い出のままにしておけたという事実もあります。プラだけじゃなく、もちろんピエロも、その前にはカスケードとかグニュウとか、いろいろいっぱい好きなのはあったけど、10年ずっと大好きと感じたままの活動をし続けてくれる、プラの存在は、やっぱり大きい。

もう今週末にはツアーで会える。楽しみ。


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佐山葉月 [MAIL]