佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2007年06月29日(金) 嘘でも「君が好き。」

↑不純物のここの部分が仕事中頭の中をぐるぐるしとりました。

今の会社でもあんまり残業するな風になってきて8時前には帰ってますが、なんだかなーです。いいけど、3日は6時に帰るから。
帰宅すると、発情期を迎えてしまった猫がうねうねごろごろしてきて困惑します。でもそんなにものすごい症状ではなくて、ほとんど鳴かないのです。普通あの声が大変なのに、ただ身悶えしてる(笑)だけで、楽っちゃー楽なんですがどういうこっちゃ。とりあえず、落ち着いたら医者に避妊の相談をしよう。

さて今もリピート中の「ネガとポジ」ですが、なんか今回良すぎるので感想とか書いてみようかと。
初回盤はAmazonからまだ届かないので、DVDは未見です。週末に見たいのになあ。

・眠れる森
海月集会で一曲目で聴いて水葬が始まるかと思った、そんな雰囲気の沈んでたゆたうような曲。「誰もさわれない夢」「目覚めないまま」「きれいな傷跡」と竜太朗くんが繰り返すモチーフが満載です。「僕の中をうろついてる影」てのがすごい歌詞だと思った。かなりプラの原風景だと思うけど、でも確実に今のプラの音です。
・不純物
リフが堂々とニルヴァーナなんですが(笑)どうでもいいや、かっこいいから。これも有村節全開の歌詞なんですが、眠れる森が叙情系だとしたら不純物は吐き捨て系といえるかもしれん。だって「恋は邪魔 撤去予告 愛はゴミ 廃棄処分」ですよ。さくさく刻むリズムに、そういう突き放したような歌詞がとても刺さります。プラのアルバムは一曲目でしっとり叙情的に始まって2曲めががつんとした曲、てパターンが多いのですが、今回もそう。しかし途中のハンドクラップを聴くと、リーダーがやってたのを思い出して笑ってしまう…全然サマになってなかったの(笑)
・エレジー
他に比べて地味な印象なんですが、そのうちじんわりくる予感。「お別れのベルが鳴るんだ」。でもやっぱりリーダーの歌詞は(私には)難しいなあ。竜太朗くんがすごいだるだるに唄ってんのが気になるといえば気になる。
・スピカ
元から知ってる曲だからか、アルバムの中では優しい感じの曲だからか、ここでほっと息継ぎをする気持ちになる。ほーっと、単純に綺麗だなーって浸れる曲。かなしいんだけど。
・ザザ降り、ザザ鳴り。
タイトル見た瞬間に竜太朗曲だと思ったら当たった。お得意の単語の羅列の歌詞ですが、歌詞カードの書き方がとても好き。しかし「インマイライフ」にはびっくりした、そんな言い回しするなんて。「ネガティブ ポジティブ」て歌詞があるので、核の曲なのかなと思いますが他にも光ってる曲いっぱいあるしなあ。これライブで盛り上がれそうです。
・無人駅
ライブで「それじゃ君はいつも独り」て歌詞がとても残ってた。「君」に向けてそういう言い方を、と思ったら明詞でした(竜太朗くんだったらそうは書きそうにない)。しかしこれファンに向けた歌詞かしら、と推測できますが、もしそうならけっこう深いなあ。取材とかを見よう。曲はとても疾走感あふれてます。曲の展開というか、ドラムがすごく素直な感じがした。
・オレンジ
イントロのドラムからなんだかときめく、エバーグリーンな可愛い曲。明くんこんな曲も書くんだなあ。でも実は唄メロはすんごい難しいかも、と思います。なんか掴みどころがない。竜太朗くんの声が更にその印象を助長してるし…この前のライブではBメロからぐっちゃぐちゃに音を外してたんですが、あーこら難しいわ、て思った。今度のライブではぜひ頑張って完成させていただきたい。
・Sabbath
ライブではそりゃもー王道メタルで爆笑したが、音源ではそこまででもなかった。ちゅーか普通にかっこいい。正くんも根底にはものすごく陰鬱なというか、どうにもならないものを持ってる人なんだろうなと思った。「君の声も嘘も全部知らないって事にしたいな」
・egg
ライブで「L/R」て聴いた瞬間に明くんに違いないと思ったんですが、歌詞がものすごく明色(なんだそれ)でした。曲調も畳み掛ける怒濤の展開だし、puppet talkに近い匂いを感じた。ライブ後半に盛り上げる曲だなきっと。
・涙腺回路
これもタイトルから有村節。案の定作詞作曲が有村さんです。いやでもこれすごいかっこいい、ストレートにかっこいいギターロックです。竜太朗曲のポップさがうまく出てる。しかし歌詞も曲調もネガですが。
・黒い傘
ライブで聴いて、まさかこれが明曲(しかも作詞作曲)だとは思わなかったのでインデックス見て一番意外だった。ぶちおがキーボード弾いてたのってこれかな、次のかな。それこそ3月5日みたいな曲展開の絶叫系で、歌詞も救われてなくて、とにかく明くんの歌詞がどんどんうまくなってるって思った。でもこれきっとライブではぶちおに釘付けです私。
・アンドロメタモルフォーゼ
エモーショナルすぎて、素晴らしすぎて、なんでこんな曲作っちゃったんだよーと逆に不安になった曲(笑)。メリハリのない唄メロがほんと心地よい。淡々と、でもどうにもならない内容を唄ってるのがすごい切ないです。「未来まで一緒にさ 行けたらよかったな してあげたい出来ない事がたくさんあるんだよ」とか、友達が不安がるからやめてくれって思ってしまう。「胸に宿す花なら 全部腐ってて酷い色」てすごい歌詞だなあ。ライブで本当に長いエンディングを堪能させてくれましたが、音源でも2分ありました。曲自体が8分あるよ。

んでボーナストラック
・真っ赤な糸
アルバムと同時期に作ったんだなーというか、すごく同じ匂いがします。明らかにアンドロ〜は締めの曲なのに、その後に聴いてもあんまりおかしくない。最後がフェイドアウトじゃなくて、ライブと同じ終わり方だった。しかしこれ名曲ですわ、しみじみ。
・hate red, dip it (loudest sound edition)
どんだけラウドなんだか、と思って聴いたら、確かにそんなミックス。いやはやかっこいい。明くんが「俺ん家スタジオ」で内職したんでしょう(笑)。歌詞カードが、文字がひっくり返ってて凝ってます。


つまるところは「すごいかっこいいよ、良いよ」て感想に落ち着くんですけどね。
10年目でこんなアルバムを作ってくれた、彼らが本当素敵。だって良いもん。
ほんと、売れて欲しい。もっと色んな人に聴いて欲しい。

思ったんですが、竜太朗曲は歌詞も竜太朗くんなんですが、それ以外は明曲・正詞だったり正曲・明詞だったり、作曲者と作詞者が入れ替わったりしてるんですよね。その辺からもバンド内の信頼関係が伺えるなあ、と。曲を出して、選んで、じゃあこれには俺が書くよ、で成立する関係。
けっこうね、バンド内でも嫉妬とか妙なこだわりとかがあって、それこそ俺の曲じゃないと、ていうことでもめたりするものだけど、プラはその辺も感じさせないなあ。なんて美しい(笑)…って、真面目に思ってますよ。


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佐山葉月 [MAIL]