佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2006年11月12日(日) 僕の奥に鍵をかけた、痛みとかいろいろ閉じ込めた

今日は家でずっとグタグタする予定だったのですが、突発的な野暮用で新宿まで出ることになってしまい、そのまんま真直ぐ帰るのもなんなのでしばらくルミネやら徘徊してました。毎日新宿に行ってるなあ。
本屋に行ったらシュヴァンクマイエルのアリス絵本(といっていいものか)がコーナー作って置いてありまして、うきゃ!となったのですが、展覧会に行くつもり満々なので(平日のみですが、よく考えたらきっと私無職になるので行ける)そこで見ようと思い我慢しました。しかしでっかかった。それから、かんざしを一本破壊して大ぶりのしかなくなって困ってたことを思い出し、accaに行って小さめのを買いました。や、就職活動時にはまとめ上げるので、そこで使えるようなタイプのが欲しくて。面接にかんざしがOKなのかは不明ですが。ついでに、自分のやり方がどうも間違ってる感じがしていたので使い方レクチャーをしてもらいました。挿し方が深すぎたみたいです、曲っちゃったりしたから(accaのは質が良いので戻るけど。逆にいうと恐くて安物が買えない)。そしてライブ中に崩れたりしてたから。きっちり留まるようになったらいいな(ライブにかんざしでハーフアップすんなって感じですが…あまり前に突っ込んだりしないから、つい…)


帰宅してから、友達から借りたLM.Cのシングル2枚を聴きました。
デジロック。ポップで雰囲気若くて弾けた感じの音、歌詞。ああアイジだあって思う歪んだギター。うまいわけではないけれど、クセのないボーカル。それに合った音、メロディーライン。
ポップで楽しくて、ポジティブで、そして思った以上に強い世界でした。けっこう好き。ひとりでチケット取ってライブに行くかというとそれは違うのですが、でも、ひとつのバンド(ユニット)として好きかな、そう思えました。
なんか、安心しました。やれるやん、アイジ。そんな気持ち。…それ以上、うまく言えないけれど。

最近、某若手ビジュアルの新譜を聴いています。出てきた頃から、けっこう好きな世界をやってんだろうな、とは思いつつ横目で見てきたのでアルバムとかちゃんと聴くのは初めてなんですが、えらくポップでけっこうメロウな感じで聴きやすいです。きっとやや転換期で、昔からのファンは複雑なんだろうなって内容なんですが、幅が広がって良くなるといいねって感じの。バンドの勢い、迷い、模索、成長、そういったものが反映された音なんだろうなって思います、新参者なりに。
好きか嫌いか、で言われたら、好きです。いろいろと無理なので(若すぎる…)本当にファンになったりはしないでしょうが、音源は聴きたいな、そう思えるビジュアルバンドは割と久々です。
彼らに限らず、ちょっとビジュアル界も一時期よりは活気を戻してきたっぽいですが、でもやりやすい状況とは言えないわけで。そんな中、雑誌見たりして、やっぱり若手のバンドは結束力というか、ぱっと見のまとまり方が全然強いな、と思うんですよね。基本的に仲が良さそうというか、まあそんな初期から仲違いしていたらそもそも売れることもできないわけで。そういうのを見るたび、頑張れ、色々あるだろうけどお互い尊重して、尊重できるような風に頑張れ、そう思ってしまうのです。既にバンドというものにノスタルジックに接してるきらいがありますが。
…そう考えると、また、プラってすごいなあという結論に至るのですけどね。ライブ見てても結束してるように、ベクトルが同じに感じられるもの。あ、あとバクチクもか。


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佐山葉月 [MAIL]