宣言通り荷物出して棚組み立てて片付けて、てのを一日やってたのですけれど、急にツレに付き合わされてソウルフラワーのライブに行くことに。その前に代官山に寄ってもらい、レトロ雑貨をあれこれ見ましたが。トイレットペーパーホルダーとか細々したものを買いました。でも歯磨き用のコップが欲しかったのですが、ガラスカップしかなくて買えませんでした。プラスチックが良かったのに。

ソウルフラワーは私はアルバム何枚かは聴いてる、て程度ですが、好きな知り合いがけっこういて、ライブも4、5回目でした。でも前行った時から何年か経ってまして、ギターの英子さんが育児中ですっかり姿を消し（たまに参加して数曲やる程度らしい。寂しい）ベースだった河村さんがギターに転向し（あり得ない…）新しく若いベーシストが加入しておりました。すごい変化です。でもボーカルの中川さんというものすごい濃い人がガツンといる限り、そこまで印象は変わらないものだなーと思いました。キーボードの奥野さんも健在だし。それに英子さんの盟友・うつみようこさん（ソウルフラワー以前のメスカリンドライブで英子さんと組んでいた）やもう一人コーラスのお姉さんが参加してて唄って、やっぱ女性の声が入らないとなーと安心しました。でもサックスのお姉さんも参加してて、そのせいか曲によってはスカパラっぽくもありました。
ライブは相変わらずアイリッシュや沖縄風のお祭り騒ぎな感じで、楽しかったです。「アイヤー！」と手をくねくねさせて回る客がすごく楽しそう。でもやっぱりなんだかんだと、男くさくなったかなバンドが。英子さんの存在は大きかった。早くお子さん自立してくれ…（何年先か）

印象に残ったMCですけれど「最近サムライニッポンとかサムライジャパンとかよく言いますけれど、江戸時代までに人口の20％もいなかったような奴らです」と言われて、そういえば、と納得しました。「なので百姓ソウルで唄います」と。そうだよなー絶対私の先祖も百姓だし、と思って聴きましたね。中川さんは「百姓ソウル！　全ての楽器を武器にせよ！」と、唄っていました。強い言葉です。
あと、曲やタイトルをあまり知らないのではっきりは書けないのですけれど、割とメジャーな曲のサビで「悲しすぎて笑いながら毒を吐いてる」と繰り返す曲があって、とても好きなのですけれど、今日は聴きながら色々と考えてしまいました。深いですよねえ。

ソウルフラワーは反体制というか社会派なことをいっぱいやっててそういうスタンスで、外ユニットもいっぱい組んでチャリティーもやってて、なのでなかなか活動はしんどいと思います。英子さんの不在も大きいし。
それでも信念ややり方を変えることなく続けている40才の男。そしてその仲間たち。かっこいいと思います。ほんとに。大変だろうけれど。


さて明日も引き蘢って片付け…