佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2005年10月28日(金) 谷山浩子&KERA meets モンティ・パイソン@クラブチッタ川崎

ここ読んでる方で興味のある方が一人でもいらっしゃるのかという感じですが(いやそういうのにけっこう行ってますが)平日に川崎くんだりまでこんなものを見に行ってきました(と思ったらライブ中でも「川崎。用がなければ来る気になれないこんなところまでようこそ」という台詞があった)。主催者側も心得ていて、それ以前にどう考えても客の平均年齢が高いからでしょうが、開演が7時半でして、腹ごしらえできるやん、とスタバでドーナツをつついていたら開演ぎりぎりになってしまいました(なんかいつもこんなん…)。慌てて会場に入ったら、チッタに椅子がある!という少ない集客でして、でもぎりぎり座れないかも、と焦ってたら係の人が追加で椅子を出してくれました。それでも真ん中よりちょっと後ろくらい。全部で150人とか、それ以下だったかも。

私はいつものごとく一人で行ったのですが、隣のカップル未満みたいな二人組と相性悪くてちょっと苦痛でした。だってこっち向けて煙草持つわ、あまり顔を近づけずに喋るわ(つまり会話筒抜け、しかも演奏中)で、かなり苛々。前半がほんとひどくて、後半黙ったからとりあえず我慢できましたが、あれ以上うるさかったら声抑えてくださいって言うつもりでした。会話の内容から察するにケラファンですが、ああいうのはいかんよなー。

それはさておき。ライブは面白かったです。

この日のライブの主旨は「谷山浩子とケラとでモンティ・パイソンを日本語で歌おう」ということでして、バンド演奏をバックに二人が訳したモンティ・パイソンの曲を歌い、間に役者さんが4人出てきてコントも挟む、というものでした。
私もモンティ・パイソンには実は詳しくなく、あんまり見たこともないのですけれど、解る範囲で説明すると、70〜80年代に活躍したイギリスのコメディグループです。天下のBBCで長いことコント番組やってたり、映画作ったり、ビートルズのパクリバンド・ラトルズを結成したり、という、乱暴に言うとドリフみたいなもんだと(突っ込みのある方はメールください、私はこういう認識です)。全世界にファンがいるのであまり適当なことは言えない…。私もNHKの夜中にやってた番組をちょろっと見たことがある、程度なんでほぼ知らない状態で行きました(でもこの番組はめっっちゃ面白かったです。好き嫌いは分かれそうだけど。Mr.ビーンなんかより全然面白いと思って見てた)。でも谷山さんとケラさんが説明しながら歌っていってくれるので、知らない状態でも全然楽しめました。
やったのは中国人の歌とかフィンランドの歌とか宇宙の歌とか、正義の味方のキャラクターの歌とか。ですが全部ナメきった歌詞なので、谷山さんもケラさんも「私たちが言ったんじゃないから!」と言い訳してました。谷山さんはともかく、ケラさんは今はすっかり音楽より演劇の人なので、歌ってる姿自体が貴重だったかもしれません。いやオーケンとの空手バカボンのライブを来年やると告知してましたけど(告知いっぱいしてました、て言うか劇の計画ありすぎですこの人。次回作「労働者M」のチラシが無駄に4枚入ってましたが、これ筋少の曲ですよね)。私は有頂天とか全然通ってこなかったので、ケラさんの歌は初めて聴きました。「こんなじっくり聴かれるのに慣れてないから、勢いでいつもやってるから」と終始照れてらっしゃいました(笑)。
途中でそれぞれのオリジナル曲のコーナーがあったのですが、谷山さんは「持ち曲の中でモンティ・パイソンぽいのを」とピアノ弾き語りでドッペル玄関(これはやると思った…)、ウミガメスープ(アリスのアレ)、SAKANA GIRL、素晴らしき紅マグロの世界(アタゴオルの音楽劇中歌)をやりました。後半3曲は魚介類を食べる歌ということで選んだらしいです。次のケラさんコーナーでは、楽器弾けないから、と女優の小橋めぐみさんがピアノで登場しました。美人でピアノがうまくて、非常に目の保養、でした(笑)。しかしやったのは、ケラさんが小学生の時作ったという短い曲いくつかと、有頂天の後に組んだロングバケーションの曲という…有頂天は弾き語りに向いてないから、とか。なかなか面白かったですよ。

この日のバックバンドはキーボードは石井AQさん、ベースは渡辺等さんで、谷山さん界隈ではお馴染みというか豪華というか、でした。等さん大好き!「柔和で艶やかな小泉首相」みたいな風貌なんですよ今!(おい) バックメンバーもモンティ・パイソン好きで集めた、とかで、等さんが大好きだというラトルズの曲もやってましたが、ビートルズのヘルプだよなこれ、でもあれ〜?、これもゲットバックだと思うけど…あれ??て曲たちでして。谷山さんたちも「すごく似てるんだけど実は全然違って気持ち悪い」と言ってました。モンティ・パイソン、音楽的にもすごく綺麗な曲とかあって侮れなかったです。イントロのコード進行きいてカノンじゃないのこれ、て思うような曲とか。
モンティ・パイソンには下ネタも多いので「谷山浩子があれを歌うのか」という危惧をされていたらしいですが(苦笑)「でもこれはいい曲だよ」と言ってやった曲のタイトルが「すべての精子は神聖である」てのでした…いや、褒め称えてましたよ精子を。すごい曲だった。

全体的に、非常に貴重で面白いものを見れました。谷山さんがちょっと声の調子が悪そうでしたが、後半は全然大丈夫だったし。コントも役者さんがしっかりしてて面白かったです。男女2人ずつだったんですが、女の人はもれなく綺麗でしたし。最後は小橋めぐみさんも含めて全員ステージで歌ってました。面白かったし、形を変えて何か続けて欲しかったりもします。


終了後はまっすぐおうちに帰りましたが、チッタのある界隈が、て言うか川崎駅近辺がものすごくハロウィン仕様で盛り上がってて面白かったです。電飾とかすごくあった。
しかし品川で山手線に乗り換えたら、原宿で人身事故とやらで隣の大崎駅で止まってしまい「山手線が止まったので埼京線に乗り換えてください」と言われたから乗り換えたのに埼京線も止まり、わざわざ混んでる方に乗り換えさせたくせに何事?となりました。しかも埼京線のホームは乗り換え不便だから嫌なのに。結局動き出したのは大差ない時間だったしなあ。もう。


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