佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2005年08月13日(土) サマーソニック@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ

ツレが当日明け方まで仕事をしていたため昼すぎに会場入り、というやる気ない状態でしたが、行って来ましたサマソニ。3時くらいからでいいか、てタイムテーブルだったからなんですけどね。トップのアタックハウスはちょっと見たかったけど。3年位見てないけど、マッコウさんどうだったのかしら。
実は私はこういう複数会場のロックフェスは初体験だったのですけど、大阪は知りませんが東京会場はメインのマリンスタジアム以外、幕張メッセの巨大な屋内展示会場を区切ってステージ等が設けられているため、非常に楽に涼しく楽しめました。フジロックを経験してるツレが「なんて楽なんだ!」と驚愕していたくらい。(フジロックって、話を聞くとちょっとした修行レベルですよね(苦笑)。まあ、連帯感やらが生まれる良さはあるみたいですが) 入ったら各企業のブース会場があり、お笑い芸人が出る小さいステージなんかもあったりして、文化祭のような展示会のような楽しい雰囲気がありました。iPodコーナーがあったりHMVテントの上にはでっかい風船の犬がいたり、見たいバンドがない時間はここで楽しんでられるなあ、と。あと食い物関係も色々あったなあ。焼そばの他にカレーやらラーメンやら、各国料理(アフリカとか…)もありまさに文化祭。私たちはたいして食べませんでしたが、ものすごい量の飲み物は飲みました。ああいうのは本当に水分補給が必要ですね。売り子の人も「水分を取ってくださいー知らず知らずのうちに熱は身体にこもりますー!」と主張してましたが、あれ本当ですよ。屋内であれだったんだもん。
会場に入ったのはだいたい2時くらいで、最初にとりあえずSONIC STAGEに入ってみて、割とすいているのと、規模はこんなもんかーというのを確認。BOYというカナダのバンドがやってました。それからTシャツコーナーを見て、どんなバンドかも知らないのに見た目が可愛いという理由だけでLOUIS XIVのTシャツを買いました(笑)。ツレも同じ理由でHALのTシャツ買ってた。しかも両方とももう出演終わってたし。どうやら協賛にポールスミスがいたようで、オリジナルTシャツを沢山販売してた他、スタッフTシャツもおそらくポールスミスだった。その横の小さいILAND STAGEは爆音系のバンドが多いらしく、いつも入場規制がかかってたような。一回も行かなかったけど。

予想はしてましたが、結局この幕張メッセ内を移動しただけで、メインのマリンスタジアムには一回も行きませんでした。リアルタイムで映像を流してるモニタがあったのでちょっと見た程度。遠さと人の多さに行く気をなくした。それ以前にそこまで見たいバンドがいなかったので。ナインインチとか、実は苦手なんですよねえ個人的に。

そろそろ、と準備がてらMOUNTAIN STAGEへ。メッセの中では一番メインの会場です。黒人系のTV・オン・ザ・レディオというバンドが演奏してまして、いかにもなまったりサウンドで、人も少なめだったので後ろの方で座って聴いてたらすごく気持ち良かったです。しばらくして終了し、サマソニは転換が20分くらいあるのでそのままインターポールを待ってたら、思いのほか人気があったようでどんどん人が増えて来て、見えなくなりそうだったので前の方に詰めました。黒シャツに白ネクタイ、のお洒落〜なNYバンドでして、演奏良かった! わしらのサマソニが始まった!て感じでした(笑)
次が同ステージで電気グルーヴ×スチャダラパーでして、とりあえず「聖☆おじさん」にハマってる身としては(まだ会社で流行中)見とかんと、と後端の階段席(ほんの2列設置されている)を確保して待っていたらどんどん人が増えてびっくり。やっぱり邦楽だしなあ。転換中もピエール瀧が出て来て煽るし(笑)。ライブは、ブースに卓球とシンコが入って演奏制御、前に瀧・アニ・ボーズと並んで歌う、てスタイルですが、タオル振り回したりコントじみたことやったり、エンターテイメントやなあ、て感じでした。極端に言ってしまえば「ものすごい音の良いカラオケ」ですしねえ。一曲目がタイトル忘れたけど「一つ秘密を守れない〜」て曲で、2曲目が「聖☆おじさん」。ものすごい数の人々が「聖☆おじさん!」て叫んでるのを見ながら一緒に叫んで、とりあえず満足した私たちは次の瀧VSアニ対決を見てから移動しました。(でも「対決して決着つけよう。瀧が勝つと思う人!」と言った時ほぼ全員が手を挙げたのに爆笑。どう見ても体格が違いすぎるっちゅーに)

移動してSONIC STAGEに行き(途中に設置されたモニターでメイン会場のDEEP PURPLEもちょっと見た。おっちゃんちゅーかじーさんだった)、MEWやってないかなーとちょっと期待してたのですがちょうど終わって転換中でして。他に行きたいのもなかったので座って待ち(かなり押した)次のTHE TEARSをちょろっと見て、エコバニは絶対見たかったのでへ戻りました。しかしこのTHE TEARS、悪くないなあ、とは思って後から調べたらスウェードのブレット&バーナードだったのか!とびっくり。えーあの声ブレットだったけ…気づけなかった自分にがっくりもしてます。

MOUNTAIN STAGEへ戻ってエコー&ザ・バニーメン。割とすいてて前の方に行きました。もうこのバンドもVoのイアン・マッカロク=エコバニ、みたいな状態になっとりますが、イアンはとても渋いオジサマでした。声も渋めだし。アオシスのリアムが頑張ったらこうなれるんじゃないか、て感じがした。しかしねえ…曲は良かったのですが、イアンが何かに対してご立腹で、と言うかやたらスタッフ&メンバーに注文つけてる感じで、曲中に「下げろ」てジェスチャーでギターの音を下げさせたり、果てはPAにペットボトルを投げ付けたりしてて、非常にはらはらしたライブでした。いつ帰っちゃうんだろう、いつ暴れ出すんだろう、みたいな(こういうボーカルは各国にいるんだな…) ライブとしては良かったんですけどね、それさえ抜けば純粋に楽しかったです。私も全部のアルバムを聴いてるわけではないのですが、最後が代表曲「ザ・カッター」で、イントロの「ちゃらちゃちゃーちゃちゃらちゃらちゃちゃー♪」でうわーって盛り上がった。楽しかったですよ、全体的には。恐かったけど(苦笑)

さて次どうするーとなり、ツレは次のMOUNTAIN STAGEトリのデュランデュランが見たい、と主張するので、でもとりあえず今やってるイアン・ブラウンをちょっとだけ見たいよ〜とSONIC STAGEに移動。イアンの次もイアン(笑)。その前に途中のモニターでメイン会場のスリップノットを見て爆笑したりしてました。後で合流した知り合いカップルによると、なんとお面取れちゃったらしいんですけど。とりあえず噂の片言日本語「ツギノキョクハ〜」「サマソニサイコー!」とかが聞けて嬉しかった(数年前のサマソニで、存在もあまり知られてなかった彼らの「オマエラ、ナカユビヲ、タテロ!」に友達がKOされて帰ってきたので…)
で、最寄の喫煙所で煙草吸ってから行く、というツレを置いてSONIC STAGEを覗いたら、曲間なのか登場したてなのか演奏してないステージが見え、イアン・ブラウンのあまりにダサい風貌に「うおう!」とひるんだ次の瞬間、聴こえてきたのがストーンローゼズ「メイド・オブ・ストーン」のイントロ! 瞬時に喫煙所まで走って行くと、聴こえてたツレが火を付けたばかりの煙草を揉み消してダッシュ体制に入ってて「聴こえる!?」「聴こえた!行かな!」と二人でダッシュ。事前にローゼズ時代の曲もやる、と公言してたらしいのですが、全然知らなかったので本気でびっくりしましたよ! 続けて「ウォーターフォール」もやって、リアルタイムで体験できなかったしまさか聴けるとも思ってなかったし、嬉しくて跳ねまくってしまった。実はイアン君、とんでもなく見た目も動きもダサくてしかも歌も下手になってたのですが、それでも許す!て感じでした。それでもいい、この空間をありがとう。…でもダサかったなー…アー写はベックみたいだったのにな…ギターのジョン・スクワイアは今ももーちょっとかっこいいと思うんだけどな…仕方ないか、ローゼズって90年とかだし。

それからソロの曲になり、1、2曲聴いてからデュランデュランの時間になったので移動。満足したし(苦笑)。しかしその時のツレとの会話「エコバニにローゼズ、っていつの時代におるんやって感じや」「…しかも次デュランデュランやん」「あ!そうか!」どこまでいっても世間の流れとは無縁な私…

MOUNTAIN STAGEトリのデュランデュランは、さすがに混み合ってました。それでもずんずん前に行くツレに引き摺られてかなり前でしたが、ちびっこだからあんまり見えてませんでした私。メンバーは黒シャツにピカピカしたカラースーツで登場、まず全員前列に並んでからそれぞれの配置へつく、という時代がかった演出が素敵でした。当然というか往年の名曲が満載だわ、後ろのスクリーンにジュークボックス的な映像が映るわ、音もパフォーマンスも昔のままだわ、で、客もそれを求めてるわけですし、大盛り上がりでした。私はそんなに聴いてこなかったクチなんですが、それでもすごい楽しかった。映像も面白かったし…赤いヒールのお姉ちゃんのベタたなイメージ映像でカラオケビデオみたい、と思ってたら、後半になって血みどろ殺人事件になったのにはびっくり。あと、一曲、メンバーのチープなアニメのがあったのですが、楽器で悪と闘う、みたいな設定で、腹痛になりそうな位笑いました。シンバル投げたりキーボードの超音波でやっつけたり、果ては巨大化して富士山をバックにEMIのビルをぶっ壊すし、最後はでっかい「DURAN DURAN」の文字が出たから歌い終わったボーカルがそれをバックにキメポーズ取ったりして、映像が面白すぎて曲はかっこ良かったと思うのに覚えておりません(苦笑)でもアニメだけど血がどばーって出てて、映像的にはけっこうエグかったんですけれど。
現在オリジナルメンバーで活動しているので、やたらと全員が美形なのもまた楽しかったです。おっちゃんになってるから、Voのサイモンとか「踊るデブ」になっちゃってるんですけど、やたらと男前。ギターはいかついMr.マリックみたいだったけど(激渋)。コーラスにボインの黒人ねーちゃんがボディコンスーツでいたのも楽しかった。ここのみアンコールがあり、楽しく終われました。

それから外のロビーでまったりしながらスタジアム帰りの知り合いカップルと合流。終了と同時に花火が上がってるのも見た。あっちは延々とスタジアムにいたらしく、よく体力あるなあ…と。まあ、一回行っちゃったらもう動くのも嫌かも(若くないもん…)。でも音が分散しちゃって良く聞こえなかったらしいです。空気を楽しむものかもしれん。
それから駅の近所まで移動して夕飯を食べて帰宅しました。あんまり期待もしていなかったからか、すごく楽しかったです。見るバンドも、良い選択をしたと思う。バカでかい駐車場があるので、車で行って帰って来れるのも楽だし。

そして翌日の休日出勤も「とりあえず行かなくていい」と連絡を受け、良かった寝れる〜と帰ったのでした。


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佐山葉月 [MAIL]