佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2005年06月01日(水) PlasticTree“赤い眼のミッフィー”@クラブチッタ川崎

定時で会社を飛び出し、一路川崎へ。しかし乗りたかった電車を逃し、焦りながら一生懸命乗り継いだら品川で「○○駅付近で線路に人が入っているとのことで」と電車が止まってしまい…! あと一駅なんだよー誰だよサイテー!とぎゅーぎゅーの電車で待つこと10分くらい。結局20分くらい遅刻しましたが、会場に入ったらちょうどメンバーが出て来てるところで、ギリギリ間に合いました。しかも下手後方にいた友達も発見。そのままそこで見ました。
以下、ネタバレ含みますので嫌な方はご遠慮ください。

しかしチッタでのプラは3年振りでしたが、入った瞬間の感想は「うわ動員落ちてるなー…」でした。客電落ちて暗かったけど、前と比べて明らかにすいてた。見やすかったけど。



で、とりあえず今回はライブが始まり、照明がついて、私は心で万歳をしておりました。

ステージセット、メンバーの衣装およびメイクが全部アングラ・ゴシックテイスト。(強調)

バクチクといいラルクの新曲といい、時代はゴシックですよ皆さん…!<落ち着け

竜太朗くん→かっちりした白ブラウス+赤のベロア?ベスト+クラシカルかつビジュアル風味の黒スーツで胸ポケットからは金鎖、ズボンは短かめでそれに赤いごつい革ブーツ(Dr.マーチンぽい)。黒いメイクで髪は後ろだけピンでいっぱい止めてアップにしてて、素敵だわ可愛いわでときめきっぱなしでした。風貌はとても好みで素敵なんですが、やたら表情や雰囲気が可愛かったんですこの日。あと、ちょーっと、ちょーっとばかし痩せていたような(錯角かも程度)
正くん→白シャツ+茶色のベスト+サブリナ丈パンツにブーツで「これから鹿狩りに行きます」みたいな雰囲気。前髪は相変わらずアシンメトリーに長かった。
ぶっち→白シャツ(胸に黒い英文字)+黒ネクタイに黒スーツ、パンツはストライプ。なんですがなんだか子供のようで可愛かった。リーダーのようにアシンメトリーに前だけ長い黒髪をぺったりさせてて、それもとても可愛かった。
明くん→黒シャツ+白ネクタイ、ズボンはよく見えなかったけれど白っぽかった。髪はけっこう伸びてました。彼だけはホスト崩れのよう(笑)だけど、メイクが濃い分タクロー臭かった。

ステージはサーカス小屋の雰囲気で、両端に鉄塔があって空中ブランコや綱渡りのロープや裸電球が下げられ、最後まで解らなかったけどトランポリンまでありました。後ろは赤の緞帳が下がり、映像のある曲はそれがするーっと開く仕組み。でも、ここまでやったらサーカスやるかな?と思いましたがそれはやりませんでした。異様にまったりするしな、あの曲。

一曲目からふんわりまったりのcrackpotで、続いて多分(苦笑)ダンスマカプラ、ナショナルキッド、理科室。前半はけっこうまったりした叙情的な曲が多かったです。そして最近の曲が多かった。しかし一曲目から友達と「かわいー…」と囁きあってしまったように、妙にどの曲も可愛かったです。なんて可愛いらしい人たちだ、可愛い空間だ、という感想に終始しました。久々で嬉しい、そして事務所も離れて伸び伸びやるぞ、的なはしゃいだ気持ちがあるのか、竜太朗くんとかすごくにこにこしてて、それがまた可愛らしくて。奴が可愛かった、ていうのが大きいのかも。
嬉しかったのはぬけがら、睡眠薬、という連続があったこと! 睡眠薬って、このメンバーになってからやったことなかった気がするんですが、イントロのドラムで私たちは気付いて「うわ、うわ、」と大慌てしました(バカ)。またこれがすんごく良い出来でねえ…(うっとり)…こういう曲をハンドマイクでフラフラと歩き回りながら歌う竜太朗くんが大好きです。「幻想は嫌だ」の部分がちょうど横顔で見えて、すごく素敵でした。しかしこれとセットで液体やんないかな、でもやるとしたら睡眠薬の前だろうし、だったら久々に月世界聴きたいな(これも現メンバーでやってない)と思ったのですが、次にきたのはエセニューウエーブ全開のうわのそらで、ちょっとがっくりきました(苦笑)。
後半いくぞー、から飛ばした曲たちになり、それもとても良かったです。楽しくてわーいってなった。メランコリックとか怪物くんとか、やっぱり最近の曲中心でしたが、ブランコから、MayDayもあってやっぱりこの辺の曲は自然に身体が動きました。最後にサイコガーデンがきて、本編の最後に来たか、てことはこれでアンコール終わりじゃないなわーい、と思い(オーラスがサイコガーデン、てのは定番だけど好きじゃないので)、てことは次かアンコールでまだやってない賛美歌、、、と読んでたらやっぱり賛美歌で本編が終わりました。ファンへの感謝の曲、らしいのでね、そういう綺麗な終わり方をするんだろうなって思った。じんわり、でもやっぱり可愛らしく終わりました。

アンコール待ちの間にパンフを買いに行きましたが、ポスターセットみたいな形で筒状のものを渡され、一瞬間違えたかと思った。…見にくくて嬉しくないです。原点回帰のようなゴシックパンクテイストの写真たちでした。

アンコールは、新曲と最終電車。ステージ脇に置いてあったトランポリンを、全員がぴょんぴょんはねてました。プラのMCとかアンコールとかは全然段取り臭さがなくて、ああこの人たち本当に仲良しなんだなーとほのぼのします。そうそう最初にリーダー&ぶっちが出て来て、ぶっちが「チッタ3年振りなんだけど、その時メンバーになりますって発表したんだ」って言って皆でしみじみしました。竜太朗くんがぶっちを指して「気付いたら結婚してました」とややこしい発表の仕方をしたんだった(笑)。新曲はそんなにガツンとくるような曲ではなく、正直あんまり印象に残ってません。音源になったら変わるかもですが。最終電車ではいつものように歌詞が全部流され、続いてツアー日程・メンバー名が流れ、最後にツアータイトルが出て止まる、という大団円な演出でした。
アンコール2は、クリームでした。何だか久しぶりな終わり方。全員ツアーTシャツで出て来ましたが、明らかに竜太朗くんだけサイズが大きく(苦笑)、でも大きすぎてて動くと肩がべろーんと出てしまったりして、見ててちょっと困りました。Tシャツは誰かが描いただろうミッフィーの輪郭だけと、裾の方にミッフィーの顔半分ぶった切ったイラスト(「・>」て感じの)が描いてあった。著作権に引っ掛からないよう考えたな、て感じです。クリームの途中で下手の台の上に乗った竜太朗くんがマイク置いちゃって客席に歌わせたり、大サビでも囁き気味に歌って客の声が入るようにしたり、オープンマインドというか、彼の場合「皆の声をください」みたいな雰囲気を感じました。でも大サビだと皆が「死ぬ方法 まとわりつく嘘とか」と叫ぶことになって恐いです。ピエロの自殺の理由で「虐待!」と叫ぶのも恐いけど。

ツアー初日ということで、いつものことだけど「行って来ます」「行ってらっしゃい」のやり取りをして終わりました。やっぱり竜太朗くんが感極まってて、ちょっと最後うるうるしてないかな、てMCもあったりして、最後は真ん中でマイク無しでありがとーと叫び、袖にハケながらも振り向いて何度か叫んでました。姿が消えても。引っ込んだし、と帰りかけてた隣の人がびっくりして振り向いてた。

難点を言うとすれば、今回は初日から映像がしっかり入ってたのですが、それの加工がすごくダサくて興醒めでした。写真だけの方が数十倍良い。ぬけがらの時、枝を見上げたような映像があってそれだけなら良かったのに、いきなりすごく処理の甘い葉っぱが飛んで来て台なしでしたもん。一曲目にメンバーの眼が流されたのも、ツアー名にかけたのでしょうが、処理がダサくて。写真が流れただけ、の理科室が一番良かったかも。あと水色ガールフレンドで、なんとライブ会場で撮ったらしいファンの写真が延々流れて、あれはほんとにやめてほしい…「あなたたちは水色ガールフレンドです」という前振りがあったので、ファンに対する気持ちのつもりだろうけれど、気になって曲に集中できないっちゅーに。でもやっぱり可愛い子を選んでありました(笑)

でもほんと、それ以外はとても良いライブでした。曲もテンションも良かったし、ぶっちくんのドラムにすごくキレがあったのが良かった。えらいかっこ良かったです。竜太朗くんがとりあえずにこにこしてて、リーダーも明くんも向かい合ってぴょんぴょん跳ねてたりして、すごく楽しそうだったし嬉しそうだったし。「ほんとにほんとにほんとに、ありがとう」と一生懸命(て感じに)話す竜太朗くんは、気持ちを持て余して伝え切れない子供のようで、とても可愛くて愛しい存在でした。

以下MC覚え書き
・竜「久しぶりなので人見知りしてます。(客席を見る)目、合わせられないもん(笑)。でも善処するので皆も善処してください」
 ↓アンコールで
 竜「だいぶ打ち解けたよね、すごいガン見しちゃうもん!…嘘、ちょっと照れてます」
・竜「その笑っていいともみたいな『そうですね』てやめて」(でもまた返される)「…いいよ、受け入れるよ君たちを」(ギターを抱き締めて。可愛かった)
・竜「やっぱり、皆がいるから歌っていられるんだと思います。最終電車」
・明「新曲だけど録音するんじゃねーぞ」

あんまり覚えていないなあ。て言うか、そんなに喋ってもなかったかも。


終わって出たらグッズのところに「どこまで育つ!?PlasticTree」というのがあって、作り物の木が置いてあって一枚100円で銀紙の葉っぱを買ってメッセージを書いてつけてください、売上げは自然を取り戻す活動をしている団体に寄付します、というものでした。いきなり何を始めたのかと思わんでもないのですが、まあそういうことなら強力しようか、と友達皆で買ってメッセージをくくりつけておきました。が、私のだけ何故か2枚入っていたので(手作業なのでくっついてしまってたのだと思われる)一枚いただいて帰りましたが。
あと、店で探すのが面倒だったのでZy.から出た竜太朗写真集「カメラオブスキュラ」も買いました。でも袋がなかったので、パンフとそれを抱えてファン丸出しでちと恥ずかしかった。でかいんだもん(アナログLP盤サイズ)。友達は、それの関連商品らしい携帯クリーナーを買ってましたが、それの竜太朗くんが昔のUKポジパンみたいで、「と言うかスージー&ザ・バンシーズみたい」と言ったら納得されました。若いお嬢さんには通じないでしょうが。

開演が遅かったのでかなりイイ時間でしたが、お腹もすいたし余韻に浸りたかったので近所の居酒屋でちょっと食べました。途中から「世の中、良い曲と売れる曲はまったくイコールじゃないね」と語り合ったりもしてましたが。何でオレンジレンジがあんなに売れてるんだろー若い子に訴えるものがあるんだろかーと盛り上がって(ファンの方すいません)、私は上海ハニーで止まってます、と言ったら「ロコモーションまでなら解る」と返されましたがきっと大差ないのだと思います(笑)。でも本当に、ライブを見てて、なんでこんなに素敵なものを全人類が素敵と思わないんだろう、と本気で考えたりもしたのですけれど、結局は主観には本当に個人差があって、それが多数派か少数派かっていうことなんだろうなーという考えに落ち着くんですが。社会生活を送っていく以上、流行りにはある程度は乗らないと生きていけないわけだしなあ、と。それがあまりできないから私は会社とかで浮いてしまうんだろうなあ(自覚はある)。

とりあえず、エンドロールの日程を見て「名古屋に行く」と決心した友達を激励しつつ、またゼップでね、と別れました。楽しかった。


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佐山葉月 [MAIL]