| 2003年08月31日(日) |
あがた森男ナイト@池袋手刀 |
今更なんですが、ライブレポを。書いてる今現在、2週間が経とうとしてますが。
池袋手刀に行くのは初めてでして、ネットで調べたら 「伯爵という喫茶店を目印に」とあり、そんな名前なら行くしかないだろう、と 伯爵でお茶してから会場に向かいました。貴族気分で(バカ) 番号も遅かったのでぎりぎりで入ったんですが、並んでたら友達が 「あ、天野さん」と言うので見たら、道の向こうで入りにくそうに様子を伺ってる グルグルの天野さんがいました(もちろんノーメイク) こんなぎりぎりまで普段着で…と思いましたが。
かなり狭いハコだったんですが、超満員でして。 後ろの方で、人の頭を避けながら見てました。「関係者席」と書いてあるソファが笑えた。 (だって一人しか座れないうえ目立つとこにあるんだもん) そういや物販席に近かったんですが、これまたかなり出番ぎりぎまで天野さんがいて 楽屋に行くとき私たちの間を「はーいごめんなさいごめんなさいー、よーいしょっと」と 言いながら通って行って、可笑しかったです。
スクリーンにはあがた森男監督・主演映画「僕は天使ぢゃないよ」が映されてました。 実は見たことがなかったので、わーっと見てました。音声はなく、あがたさんの曲が流れてました。
トップ、Ya-foo! ヤスくんが一番ちゃんといっぱいあがたさんの曲をやってくれました。 リラのホテル、水晶になりたい、あと…忘れた(悲)けどもう1曲と、 「実はこれもなんです」と、うる星やつらの主題歌だったという「星くずサイクリング」。 でも私これは知らなかった。他のは全部知ってたけど。 「蓋をあけたら他の皆あがたさんの曲は1曲とかで、僕だけすごく好きみたいで恥ずかしいから」 とオリジナル曲をあがたさん風に歌って(聞いたことあった。ネジのイベントで)終了。 いや、別に全部あがたさんでいいんだけど!ちゅーか他そんなもんなん!?と思ってました。 この日で一気にヤスくんに対する好感度がアップした私。
次、毒針という演劇ユニット。 最後に言ってましたが、あがたさんのという曲をモチーフに 男2人女1人のお芝居で、とても面白かったです。 (「この曲知ってる方」と言われて元気良く挙手した数人(…)のひとりが私…) 3人とも別々の劇団に所属してて、毒針としては初ライブだったらしいんですが 面白かったですよマジ。て言うか途中で私「原作はパールデコレーションの庭か?」と気付いて ずっと頭ん中で歌ってたんですが。名曲だよー矢野顕子とのデュエットだよー。
次、ミチ(SQF)。 とりあえず超麗しかったです。 ばっちりメイクにシルクハットに無造作に髪は留めて顔に垂らし、 細身のスーツででも袖はぴらっとしてて。このあたり解ってらっしゃる。 カチニカというバンド(かな)のバイオリンのサチさんという女性もいらっしゃったんですが このサチさんがまたお人形みたいで超ロリータで。普通にゴシックロリータバイブルに載ってそうな。 (でも多分見覚えがあった…某インディーブランドショーのモデルだったよな…) あまりの麗しさに「ミチ様」としか呼べなくなりました(笑)。 この日はその、カチニカの曲をやったんですが、これがまた良くて 買おうかな、と言ってたんですが「でも買ってもミチ様の声じゃないんやー」とがっくり。 でも捜す。曲好きだったもん。オリジナルボーカルはカウンターテナーらしく 「僕はそんなことできないんで普通に歌います」と言ってました。それでいいです充分セクシー。 最後に1曲あがたさんの「薔薇瑠璃学園」をやってくれたんですが(しかしこれでもかってタイトルだ) アルバムではこの曲の前に、女学生がお母様にあてた手紙を朗読する曲が入ってまして ステージでもサチさんが再現してくれたんですよ。しかし朗読後、機材トラブルで曲が始まらず 「1分待て!」と男らしく言ったミチは機材を調整し、「『お母様、』てとこからやり直します」と 再び朗読からやり直してくれました。でも素敵でした… 正直、SQFより素敵だと思うんだけどなあ。好みの問題かなあ。 友達は感動のあまり「何でミチもっと早くマスケラ解散せんかったの!」と口走ってたし(失礼)。 この日のチラシに、出演者を絡めたあがたさんの経歴が書いてあったんですが 「ミチ氏が仮面を脱ぎ捨てた頃、ベスト盤を発売」と書いてあって友達と大受けでした。うまい!
トリ、グルグル映画館。 何と全員ノーメイク(笑)。ミチ様の後だけに、出てきた瞬間友達と「そのまんまだ!」大笑い。 天野さんなんかタオル巻いてたし。「外せよと思うかもしれませんが、僕髪の毛下ろしたら 本当に気色いので」と言ってました。ファンの友達は頷いてた… 「こんなに人いっぱい入ると思ってなくて、皆がテーブルでお酒でも飲んでる隅でこっそりやるような つもりだった」と言いながらのアコースティックライブでした。 グルグルが今の編成になってから初めて見たので随分と久しぶりでしたが、言っちゃナンですが 即興アコースティクでも前より格段に上手い…て言うか前メンバーじゃこんなん出来ない(苦笑)。 グルグルの曲をいっぱいやりましたが、本人も言っていたように、元々グルグル自体が あがたさんのパクリみたいなもんなので(本人が堂々と言ってるからいいのです)違和感皆無。 て言うか、ああ本当にパクリだなーとしみじみしてました私。いやいいんです別に。 結局あがたさんの曲は、誰かがやるだろうと思った「赤色エレジー」。違和感皆無。
でも思いの外、あがたさんの曲が少なかったなあ。 友達には「あんたが客の中で一番あがたさんに詳しいと思う。て言うか天野さんと語れると思う」と 言われたよーな人なので、その点は寂しかったです。楽しかったし良いもの見たと思うけど。
この日、もし行かれた方がいらっしゃったら。 ミチ様のやった曲は「乙女の儚夢」に、その他はとりあえずベスト盤「二十世紀漂流記」に 入ってます。よろしければどうぞ。 そしてパンフを購入した方へ(もっといないと思うが…サアカスの発行みたいです) 最後に述べられている稲垣足穂氏、うちのサイト名も各ページの言葉たちも、 かれの著書より拝借しております。 あがたさんのルーツであり、出演者のルーツであり、私のルーツでもあったイベントでした。 …そんなひと、ほかにいなかったんでしょうけど。
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