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自衛隊派遣

2006年01月09日(月)

記録的大雪に見舞われた東北、北陸地方などでは、高齢者の多い山間部を中心に除雪作業の人手不足が深刻になっている。
自治体からの災害派遣要請を受けた自衛隊が現地入りする一方、ボランティアによる支援活動も本格化している。
陸上自衛隊が除雪作業をしているのは、秋田、新潟、長野の3県。9日には、隊員約400人、重機などの車両約100台が、民家や公共施設の屋根の雪下ろしなどを行った。
しかし、今日も、秋田、新潟、福井の3県で除雪作業中のお年寄り2人と50代の会社員の計3人の死亡が確認された。
昨年12月以降の大雪による死者は、共同通信の集計で16道県計71人に上った。
危険な除雪作業を素人がしなければならない程、人手不足なのである。

その一方で、イラク南部サマワの陸上自衛隊の人道復興支援活動で、現地で連絡調整を行う復興業務支援隊約100人が派遣され、現地到着後、今までの駐留している隊員の一部と交代する。

サマワには現在、約500人が駐留していて、地元の部族長や政治家との連絡調整、情報収集、燃料確保などにあたっている。
今回派遣される隊員の中には松本(長野)の隊員も含まれている。

日本の国内で記録的な豪雪のために除雪作業の人手不足が深刻がなり、亡くなる人が増加するばかりなのに、何故、この時期にサマワへ行かなくてはならないのか。
それほどにサマワでの活動は必要なのか。
現地の人に必要とされているのか。
最近では、どのような活動をしているか、テレビ放映も見なくなった。
・・・それとも放映がされているのに、私が見逃しているのか。

今は、天災によって日本国内が緊急事態なのである。
仮に、サマワから帰国する筈の100人の隊員を予定通り帰国させたとしても、今回派遣予定の隊員は、国内で必要とされているべき場所へ赴けばいいではないか。

そこまでして、自衛隊を他国へ派遣するということを、私には、理解できない。











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