rokoのNotebook

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センター試験

2005年01月15日(土)


今年の大学入試センター試験が今日と明日の2日間行われている。
東京も朝の天気予報では大雪になる恐れがあるとの事で、交通機関への影響が心配されていたが、雨ですんだ。
参加校は国公私大が563校、短大が112校で、いずれも過去最多、今回が高校の旧教育課程に対応した最後のセンター試験で、来年からは英語のリスニング(聞き取り)テストが初めて導入されるなど、新しい教育課程に沿った試験に様変わりする。

ここまではニュースをみれば、わかること。
今日は、我が子がセンター試験の受験生になってはじめてわかった事を4点書いてみることにしよう。

先ず、1点目。
昨今、私大・短大がセンター試験を利用する大学が増加している事ばかりがクローズアップされているが、実は私大のセンター試験の募集人数は、非常に少ない。
大体何処の大学(学科)も総募集人数の10%足らずである。
今、息子が受験した大学のHPを見てみたが、今年のセンター試験の募集人数が8名のところに、受験者は260名である。
入学辞退者を見込んで、多めに合格者を出すものの・・・この倍率。
私大受験者がセンター試験一発で、合格するのは超難関なのである。

2点目。
私大のセンター試験を利用する受験者の願書締切日は、殆どの大学がセンター試験の前日である。
従って、当日の試験の出来不出来によって、志望校を変更する事はできないのである。

3点目
それは試験場の事。
浪人生は、個人で出願するので、自宅の近くの試験場に決定する事が多いが、現役生は在学している高校単位での出願となり、試験場も高校単位で決められる。
私立高校へ通っている現役生は、必ずしも自宅の近くの試験場とは限らない。
昨年、息子の高校は試験会場が学芸大学だったが、クラスメートの中には、千葉や埼玉の子もいて、仲のよい友達の家に泊まったという。
千葉や埼玉にも試験場は沢山あった筈なのに、ちょっと不便な話である。

最後の1点
試験が終わると新聞に問題と解答が掲載される。
答え合わせは、それをみれば個人でも出来る筈なのに、予備校(塾)や現役生の場合は在校している高校で半強制的に月曜日に答合わせをする。
上にも書いたように、私大受験者は、センター試験の結果によって、志望校が変更するわけではないので、終わった試験の答え合わせは必要ないのではないか。
間違った問題を二度と同じ間違えを繰り返さないようにするための見直しなら、有意義ではあるが、それも個人で充分出来る事であろう。
予備校は自己採点した結果のデーターに基づいて、各大学のボーダーラインを捻出する。
データーは、多ければ多いほどいい。
息子の在学していた高校はK塾と契約(?)していて、日頃の実力試験もk塾の模擬試験を使用していた。
答合わせの当日、K塾の担当者が高校へ来て、生徒の自己採点の結果を持ち帰り、K塾のデーターに上乗せした。
息子は単科で、英語だけW予備校にも通っていたが、W予備校も答合わせをしに来るようにしつこく電話がかかってきていた。

追加・・・
センター試験の出願時に、受験料とは別に800円出せば、成績開示する事が出来る。
もっとも、成績が送付されて来るのは4月末(昨年までは5月中旬だった)。
その時期になって今更センター試験の成績なんか・・・と思っていたが、実に68%の人が、成績の開示を申し込んでいるそうだ。
ちょっと驚いた。




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