kaorinのしょーじき日記
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武士は運動会の学年選抜リレーに出たかったらしい。 しかしそれは厳正なタイム競争で ダメになり、かなりへこんで、 そして・・「おかーさん、どうしたら速く走れる?」 ときいていた。
私は今はまったく運動はしないし、太っている。 それでも小学校6年間は 運動会の学年選抜リレーで走っていた。 もちろん1番ではなく2か3番だけど。 走るのは気持ちいいが練習は嫌いだった。 私は走るよりもピアノを弾いて 本を読むのが好きだった。
試しに武士の走りを見ると スタートが遅い。 腕と足のふりが甘い。
ちょうど世界陸上を放送していたので 100mの試合を武士と見た。
「100mの選手って体がむきむきだ」と武士。
足で地面を強く押すように走ってごらんといって 走らせると私を見つめて走ってくる。
ゴールの方向をみて走るんだよというと それなりになってきた。
家庭勉強もあるし、数回だったがなんとか練習をして 学校の短距離走の練習でも1位になったらしい。。
本番は主人が日直でまたもや聡志は主人の実家に預け 武士の勇姿を見に行った。 主人のビデオカメラは操作がわからず 私は自分の目で武士の勇姿はみられなかった。 でも武士は1位だった。
よかった、本当によかった。
「もっと速くなりたいから陸上サークルにはいる」と武士。。
なにかやりたいことがあるのはいいことだ。。
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