kaorinのしょーじき日記
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2003年08月06日(水) つれづれなるままに

宮本輝の”約束の冬(上)(下)” 読了。。

この作品の中に徒然草の第150段が引用されています。

「能をつかんとする人、『よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ』と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。いまだ堅固かたほなるより、上手の中にまじりて、謗り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨なれども、道になじまず、みだりにせずして年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
 天下のものの上手といへども、始めは不堪の聞こえもあり、無下のかきんもありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埓せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道かはるべからず」

”約束の冬(下)” 文芸春秋 宮本輝著 P295より

声を出して読んでみて・・
心にしっくりくるのはやはり日本人だからかな。(^^ゞ



あとがきで著者は下記のように書いています。。

『約束の冬』を書き始める少し前くらいから、私は日本という国の民度がひどく低下していると感じる幾つかの具体的な事例に遭遇することがあった。民度の低下とは、言い換えれば「おとなの幼稚化」ということになるかもしれない。


なんだか身につまされる言葉です。。

息子がいないと自分がこどもに帰っています。。

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今日・・下諏訪の三協精機という会社の
筆頭株主が日本電産になりました。


以前の勤め先で三協精機で役員をした方がいて
その人から

”せやさんはパソコン以外に
 もうひとつなにか
 身につけることができるといいなあ。
 簿記でもいいし、なにあるといいのにな。
 おしいなあ。”

といわれたことがありました。

これも心に残っている言葉です。

なにか・・みつけたいと
思いつつもう2年になります。
でもそれがなにかはよくわからないです。





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