私の詠春拳のお稽古後、稲毛駅で待ち合わせをして一緒にスシローへ。 彼の最寄り駅まで行ってもいいよと言ったのだけれど「錦糸町は治安が悪いからそっちでいい」とのこと。
相変わらずお寿司だと沢山食べるしよく飲むので、時間をかけて食事をした。 体調のことや仕事のことなども話したけれど「国宝」で盛り上がる。
彼も「国宝」を絶賛。 日本の映画でここまでのものはなかなかないだろうとのこと。 そして喜久男が俊坊の足を抱くシーンでは泣きそうになったと。 何回も泣きそうになりながら観て、音楽の使い方も素晴らしかったと。 撮影も綺麗だし編集も最高だし、言うことなしな映画だったという話を二人で延々とする。
が、彼は辛くて2回目は当分観られそうにないとのこと。 無から何かを作り出す人達にとってこれは中々に辛い映画だと私も思う。 2回目はすぐには観られないという彼の感性が彼をアーティストたらしめているところだと思うし。
鈍い人は強い。 鈍感な人は強い。 その方がきっと生きやすい。 でも彼はそういう人に今更なれない。 今更そうはなれない自分を認めてなんとか生きていくしかないのだ。 薬は確実に効いているし、そんなに長く服用しなくても大丈夫そうだと言っていた。 何かあったら必ず連絡して欲しいし、E君みたいな道だけは選ばないで欲しいと悩んだ結果言ってみた。 「それは大丈夫」とのこと。 ならいいけれども。
その後は家に来て私に「エルシャダイ」のレクチャー。 「アクションゲームに慣れてるね、ここについてはSより上手だわ」なんて褒められる部分もあったりして😅 彼がいつも側にいてレクチャーしてくれるならゲームも楽しいけれどね〜w
ひとしきりレクチャーしたら帰っていった。 サンキュー。 元気そうな顔が見られて何よりだ。
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