ディリー?闇鍋アラカルト
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2003年12月14日(日) 皮膚科学・・・2

皮膚科学の教科書の乳剤性軟膏の記述を見る。
「乳剤性軟膏:界面活性剤により水と油の両相を乳化したもの。水で洗い流せ、べとつかず、塗りっぱなしで良い。油溶性・水溶性のいずれの配合剤も溶け、皮膚への浸透性も高い。そのため混和した分泌物を再び皮膚へ浸透させたりするので、湿潤・糜爛面には用いない・・・」
続けて親水軟膏(バニシング・クリーム)の成分が書かれていた。
「白色ワセリン・・・・・・・250
ステアリールアルコール・・・250
プロピレングリコール・・・・120
ラウリル硫酸ナトリウム・・・10
パラオキシ安息香酸エチル・・0.25
パラオキシ安息香酸プロピル・0.15
精性水・・・・・・・・・・・370」
ここでも合成洗剤が用いられていた!!
これは保湿剤の基材として使われるものなのに!!
これでは保湿成分を加えたとしても、合成洗剤の害によって悪化という事も頻繁に起こるはずだ。
続いて吸水軟膏(コールドクリーム)の成分についても書かれていたがそれにも合成界面活性剤が使われていた。

美肌水の考案者今井医師はクリームの基材に合成界面活性剤が使われていると書いていたが、それは皮膚科の教科書に当たり前のように書かれていたのだ!
こんな教科書で、それに疑いも持たず、学生たちが鵜呑みにする事によって数多くの皮膚炎が作られ、治す事も出来ない医者が製造されて行く。
根は深い!


いなっち |MAILHomePage

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