ディリー?闇鍋アラカルト
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| 2003年07月27日(日) |
ペリー来航と日本人たち |
歴史ギャグコミック「風雲児たち(みなもと太郎)」にペリー来航のエピソードがあった。 ペリーが4隻の艦隊を従えて来た時、日本人たちはどうしたか? 泰平の眠りをさます じょうきせん(上喜撰 (上等なお茶) と蒸気船をかけている)たった四はいで夜も寝られず という狂歌にあるように、夜も眠れないほどの恐怖に日本の人々がビビっていた。と考えるのが一般的なようだけれども、風雲児たちではパニックに陥ったのは一部の人たちで、むしろ、野次馬根性丸出しで黒船見物に出かけた人が多かったらしい。それにはペリーもショックを受けてしまったとか・・・ 芸者タイコモチを従えて、小船で黒船見物なんてオツですなあ。 こういう面も日本人の気質の一つと数えるとしたら、僕はそういう面を愛しく思っている。 しかし、ペリー来航の折に日本人たちが見せた好奇心溢れる顔は、日本史の授業では触れる事がない。 日本史の授業には反映されない日本人の顔・性質が有るのだと思う。
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