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■ 男の育児
梅雨入り前の最後の晴れの日曜かも!?ということで、どこでもいいから外だ。外で走らせるのだ。とりあえず外出の用意をする。 娘も朝からシャボン玉するぅ〜と言って張り切っている。 トイレで朝からウンチし、拭きが足りないようなのでダンナがリビングで寝かせて拭いてくれる。私も急いで支度する。と、突然の娘の泣き声。ダンナが「わぁ大変!大変!!」 明らかに何か痛いことがあったのだ。 娘を抱きかかえて風呂場に向かっていくダンナ。
見ると…シャボン玉液びっしょりで泣き喚いている娘。 寝かせてお尻を拭いているとき、シャボン玉セットの袋をいじっていたらしい。ちなみに袋は開封済み。フタが取れて液が顔にドッと流れ出たのだ。 子供用の製品だから、それほど危険なものではないと思う。でもシャボン玉液。しみたんだろうね、ビックリしたね。充血もなく「もう痛くない」と言っていたので放っておいて大丈夫だろうな。 あとから「(一般的に)パパの育児ってさ、お尻拭くときにはお尻しか見てないでしょ。でもママは常に子供が何持ってるか見てるんだよ」と言う私の言葉に対して、「うん、全然気がつかなかった。見てなかった」と笑っていたダンナ。 正直な話「ったくちゃんと見ててよー」という気持ちだったけど、よく考えるとパパにそこまで求める私って…。
とりあえず車に乗り、ナビで近くの公園を検索。行ったことないところがいいなぁ。別に住宅街にある公園の遊具でもいいし、ただただ広い公園でボール遊びもいい。 適当に車を走らせ、練馬区の赤塚公園で降りることにした。

公園に入ると、 ジャブジャブ池 というか噴水。 これは大変な ところに来て しまった… と思いきや 素通り。意外。
水で遊ぶ子、木陰でバーベキュウするグループ、赤ちゃん連れの家族、バスケの練習する中学生と、けっこうな人。昨日も新宿御苑で思ったけど、最近は何もない公園が一番落ち着ける。遊具も子供の体力作りにはいいけど、ウチの場合ずっと見てないと危険だからね。 ボール遊びを小一時間し、朝かぶったから嫌がるか?と思いながらも「シャボン玉はどうする?」と聞いてみた。 そこからまたシャボン玉液2本分。トイザらスの液とダイソーの吹き棒の相性が良い。シャボン玉を割りに近づいてきた姉弟ふたりの方向へムキになって吹き続けてみたり。 さて公園でトイレには行かないと言っていた娘だけど、このままゴルフ練習場(来週末コンペがある。私も参加予定だから練習しなくてはならない)に向うのは危険ということで一度家に戻って娘のトイレを済ますことにした。 娘のリクエスト通りダンナに連れて行ってもらう。私は車で待って。 遅いなぁと思っていると、着替えた娘が神妙な面持ちで帰ってきた。わー。間に合わなかったんだ。 ダンナ曰く「大丈夫というから最初に持っていくぬいぐるみを探させた。オレの次にトイレ入るって約束したから」。 あー。それは…しちゃうわね。外出から帰って家入ったら安心しちゃうもんね。ま、その加減を教えておかなかった私も私だけど。 「もうちゃんと怒ったから怒らなくていいよ」ダンナはそう言った。へぇ、怒ったんだ? 珍しいねぇ。
ゴルフ練習場では迷惑にならないところで交替で遊ばせる。あれだけ公園で遊んだのにまだ階段の昇り降りを延々と…。体力ついてきたなぁ。 ここではトイレ成功。というか最近、私と一緒だと(オムツしたままだったとはいえ)外出中にしちゃうことはほとんどないのよね。 その後は近くのモールで買い物。私は買うものがたくさんあったので、ダンナの言葉に甘えて1時間近くモール内を回った。 そろそろふたりのところに帰ろうと思い、電話すると…出ない。と、すぐにダンナから電話。「もう大変!大変!!」「何が?」「おもらししちゃったよ!」
あ〜水溜り〜。横で娘を叱っているダンナ。 外で完全にパンツにしたの、実は昨日から。この2週間ほとんどおもらしもしなくなったのに、外出時だけいつまでもオムツしてたら先に進まないしね。 ま、昨日は大丈夫だったけど、まだ二日目だからね。仕方ないよ。私が「ちゃんとおしっこ教えないとこういう風にビショビショだよ」と言いながら着替えさせていると…あらら、ダンナはまだ怒りが収まらない様子。 とりあえず靴だけは替えがないので(盲点だった)、モール内で探す。可愛いサンダルを見つけて履かせてみる。親子3人、これは可愛い!しかも安い!と決めかけた瞬間、娘が歩くと…右に倒れた。すぐ立ち上がると今度は左に傾いてプレイエリアのおもちゃに突っ込んでいった。わー、たった2.5センチ程度のヒールでも危ないもんなんだ? 結局買わずに抱っこして近くのレストランまで移動。席に着くとさすがに眠いのかグズる娘。それを見てまた不機嫌なダンナ…。
シャボン玉液事件におもらし2回。すべて私がほかのことで動いている最中で、すべてダンナと娘がふたりでいるときのこと。「怒り」は私に向けられている?と最初思ったけど、話してみるとそうでもないらしい。純粋に「育児がうまくいかない」に拠るものと私は断定した。「次々といろんなことが起こる日」だと思ったんだろうね。 ま、ダンナが長い時間かけて(と言っても10分ほどだけど)叱っていたのは意外だった。でも帰宅後、娘の寝顔の前では予想通りの言葉を聞くことに。 「怒りすぎちゃったなぁ…オレを嫌いになったかなぁ…」 そうそう、娘と楽しく遊ぶだけが育児じゃないのだよ。ゆっくりでいいからね、パパも成長してください… なーんて。
2003年06月08日(日)
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