hana's note...葉那

 

 

飲み会の後 - 2006年06月17日(土)

二次会帰りのタクシーの中での話。

最初4人で乗っていたのだが、
最後に、前の課で直属の上司だった人とふたりになった。
で、何も話さずにいたら、
「今の課は飲み会やってるの?」なんて話を振られて。
適当ににごしていたのだが・・・、
「飲み会は前の課の方がなんとなく気楽だった」
なんて本音を思わず話してしまった。

そこから話が流れて。

「○○課は、誰にでも仕事させるわけじゃないから。
 あなたならできると思われたから配属されたんだよ。」

「なんで私が配属されたんだろうっていまだに思ってますよ。
 だって私、人と対するのものすごく苦手なんですよ。」

「仕事ってのはさ、苦手なことを勉強できると思ってやらないと。」

ここでタクシーが我が家に到着して、
話が終わった。

一人になったとたん、
もう哀しくて哀しくて涙が止まらなかった。

ならば余計、何故という気持ちが浮かぶ。
私が仕事できないのは貴方もわかっているでしょう?
それはどこにいても同じ。
迷惑以外何も返せていないんだよ。

苦手なことを勉強?
正当な言葉だってのはよくわかる、理屈では。
心はそれを受け入れられない。
人と対するのに、どれだけエネルギーを使い、
どれだけどうでもよいようなことに気を使ってしまうか。

こんな自分、いらない。
私はどこにもいてはいけない人間だと強く思った。


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