電脳ダイアリ
シリカゲル



 寝坊したら

あたしはとりあえずトイレ行く。
座りながら時計を凝視して、素直に出る言葉といったら、「ええええええええ〜〜??」みたいです。
今日も新鮮な「ええええ〜〜?」をひとつ言ってしまった。

14時開演のお芝居に行くのに、起きたら13時半だったから……。えええええ、でしょ。あたしも驚くよ。
いっそいで支度したけど10分遅刻。ていうか、遅刻が10分だったことを褒めてやりたい。
というわけで、遅刻しつつ「漂う電球」@本多劇場。岡田義徳、高橋一生。
はい、このふたりときたら岡田じゅんちゃん。


でっかいお花ではなく、テーブルに載るくらいのバスケット入りの白百合でございました。

お芝居は、ウディ・アレン作らしく笑いあり、最後ちょっと悲しいなーな感じでした。岡田くんのウッチーを越えるどもりのひどい16歳がよかった。勇気が出せなくて一歩を踏み出せない兄(岡田くん)も、それに苛々しつつ手を貸す弟(高橋くん)も、不幸せな現状をすべて夫と失敗した結婚に結びつけるお母さん(広岡さん)も、借金ばっくれて若い女と逃げようとしてるお父さん(伊藤正之さん)も、みんな痛いながらもその立場をわかってしまうとどうしようもできないなあと。一歩踏み出せない自分の息子を精神的に障害があるとは信じたくなくて、自分にもすこし希望が(お金が稼げて生活が楽になる)あると信じたくて息子を急きたてるお母さんもひたすら哀しい。
お父さんの夢。。。
本多劇場は最後列でもよく見えていいなあ。スタッフの対応もいつも素晴らしい。駅から近いのも素晴らしい。


夜は、みこさんと松田に会いに。
「red letters」の松田トークショー2です。いやー、ほんとにみこさんと毎週会ってるよ。しかも渋谷で。すでに来週の予定もwithみこさんですよ。出会って8年とかだけど、こんなに密着する日がくるとは……ねえ?

トークショーというものの、松田はおしゃべりが苦手なので意味をなす言葉はしゃべらないのね。赤ちゃんと大差がないです。ただかわいいだけ。うーん。35歳なのに。。。
関西弁まるだしの共演者島津さんにつられて、ちょっと大阪弁が出たのがかわいかった。そしてドSらしい島津さんに「Mやろ」って言われてたのも萌える。
監督は松田のことを「けんちゃんけんちゃん」て呼んでて、もうおかまとしか思えないよ。

赤ちゃんみたいでもかわいいよ、まつだ!

2006年09月30日(土)
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