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■ ラストチャンス
「だれも知らない」を観に行ってきましたよー。ようやく。
さいきんショートフィルム的なもの（さんだば、こすみっく、はーどらっく）ばかりだったので、長く感じちゃった。途中で何度も「休憩させて！」と思ったことか。「映画はでかいスクリーンで観るに限る」……そんなこと、あたしはちっとも思わないです。つ、疲れちゃうんだ。
腹ぺこで観た同行者とふたり、映画の中で子どもたちが食べるどんべえによだれを垂らしていたことが判明。あんな飢えたかわいそうな子たちからうばっちゃだめだ、あたしたち。
噂にたがわず、柳楽くんの目はすばらしかった。あのタイミング、あの時期に撮影が行われたことは奇蹟だと思うくらいに。
子どもたちだけで暮らすことの難しさ（バイトしようにも雇ってもらえない。学校の時間は外に出られないとか）と、誰の目にも留まらずに暮らせちゃうものだなあということのふたつを強烈に思いましたよ。
実話だというけど、あの子たちはいまどうしてるんだろう。残りのお金を一生懸命計算したり、友だちの顔色を窺ったり、帰ってこないかもしれない人を待ちつづけてないといいな。
あ、同行者さま。マンションとかは西武新宿線の沼袋だそうですよ。商店街があそこなんだって。同行者くんアタリ。今度どんべえ食べような。あたしカップラーメンの中でどんべえのおそばが一番好きだよ。最近のラーメン屋提携のやつとかは食べたことない！昔がいちばん。
2004年09月22日(水)
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