written by 田村 MAILHOME
#富士山
2002年08月18日(日)

富士山に行ってきた。この台風のさなかに、である。富士山一斉清掃というボランティア活動に参加してきたのだ。何故そんなボランティア活動に参加するに至ったか、というのは長くなるのでまた次の機会(100年後ぐらい)に述べようと思う。生きていたらの話であるが。

富士山清掃は富士宮登山道五合目、御殿場登山道、須走登山道の3ヵ所で毎年実施しており、今回私は御殿場登山道の清掃に参加してきた。

奇しくも24時間テレビによる登山?も同じ18日に行われていたらしいが、残念ながらモー娘。に出会うことは出来なかった。そもそもモー娘。は富士山に来ていたのか?謎である。

台風の余波で、どす黒い雲がどんよりと立ち込めた富士山、「こんな時に富士山に向かうのは24時間テレビと我々ぐらいなのでは?」などとぼんやりと現地へ向かう車中で考えていた。ふと後方確認すると、おお、何と後続が列をなしてぞろぞろと付いてくるではないか。さすが霊峰富士、台風という苛酷な環境においても、人を惹きつけてやまない何かがあるのだろう。

・・・後続は全て富士山清掃に向かう人々の車であった、当然といえば当然なのかもしれない。なにやらゴミ拾いに来た替わりに、大量の排気ガスを撒き散らしに来ているような、本末転倒な気分になってしまう(巨大なバスは、排気ガスの塊のようであった)。

それにしてもこの天候、今(8:30現在)はまだ曇天で済んでいるが、山の天気は読めないのだ(霊峰となれば尚更)、いつ一気に崩れてしまうかわからない。ゴミを片付けに来たのに、我々が片付けられてしまうかもしれない。と同乗者に言ってみたが、体よく無視される。自信があったのだが。

清掃現場へ着く。やけに人が多い。多いどころか大混雑である。初参加であったが、これほどまでに権威?のあるイベントだとは思ってもみなかった。どれが人でどれがゴミなのか区別がつかないほどだ、というのは言いすぎである。普段のテロテロな軽装で来てしまった自分が場違いに思われる。(幸いにもその後、アロハのおにいちゃんを発見し、面目を保つことが出来た)



当日の様子。 見ての通り天気は悪い。 モー娘。は大丈夫であろうか。


開会式とも言うべきセレモニーが始まったが、大変な混雑でまったくもって何が起きているのか分からない。なにやらお偉いさんが話しているようだが、どうせ退屈な話であろう、聞く気にもならない。と、なに!?ミス富士(富士山?)だと!?くそう、見せろ!

無事開会式も終わり(結局ミス富士は見られなかった)、いよいよ本題の清掃である。清掃範囲は御殿場口入り口から駐車場までの範囲である。折角駐車場まで登ったのに、また降らなければならないのは癪に触るので、駐車場一体を清掃することに決定する。



閉会式・・・ではなかった、開会式も終わり、ゴミ袋を片手に思い思いに道を降っていく参加者たち。ご苦労さんです。



が、思ったよりゴミが少ない。さっきから拾えるのは煙草の吸殻、雑草、雑草、そして雑草ぐらいだ。入り口から駐車場までの間も、(車中から見る限り)それほどゴミがあったようには見えない。主催団体は清掃場所の妥当性の確認を行っているのか!?

と、タイヤ一本を丸々転がしながら急な坂道を登ってくる御仁に出くわした。それもゴミであるであろうが・・・・どこで拾ったのか、恐れ入った。

引き続き、駐車場一体を清掃する。一緒に来られたN村氏は、これまた現地で合流したW林氏とともにバイクの話で盛り上がってしまっている。


バイクの話でひとしきり盛り上がるN氏とW氏。と、思ったら、話題はいつの間にやらN氏のデジカメに移っていたようだ。ちなみにプライバシー保護のため、画像に若干の修正を加えてあることを予め述べておく。本人に同意を取っていないが、見つかったらその時である。



何でもこのW林氏、今日はここまでホンダ・モンキーで来ようとしたらしい(が、途中で不調となり、結局車で来たとのこと。正しい選択だったと思う)。ちなみにモンキーは、時速30kmも出せばけたたましい騒音になり、急な坂道では10kmも出ないとのこと。一体、朝何時に出ようとしたのか気になるところである。

 


ホンダ・モンキー
ちなみに詳細はこちら

 

我々は清掃に来たのに、その神聖な使命を忘れ二輪車の話で盛り上がるとはけしからん!そう思っていた矢先、何と年代物のPEUGEOT 505を発見してしまう。おお、これが505か!初めて見た!


富士山駐車場にたたずむPEUGEOT 505。思わずデジカメで撮ってしまった。

 


横からパチリ。時代は感じさせるものの、流麗なデザインである。

 


ついでにエンブレムも撮ってみる。今とは違うが、味のあるデザインである。・・・富士山に一体何しに来たのか。無論、自然を守るため、である。




1時間も清掃すれば、拾うべきゴミはなくなってしまった。予定では午前中いっぱいのはずであったが、自然解散よろしく皆山を降りていく。イベントに最後まで付き合おうという気が無いのであろうか。「雨が降りそうだしここらで上がろうか」。ええ、勿論です、山の天気は読めないですし。

結局、1時間強で清掃を終え、車中で昼食をとった後、解散となった。

当然であるが、多くの車が来た道を引き返していったその後には、大量の排気ガスが撒き散らされていった。環境問題は、これから一人一人が真剣に考えていかなければならない深刻な問題である、せめて日々の生活の中で、ささやかながらできることに取り組んでみよう。

とりあえず、職場のクーラーを切ってみたいと思う。幸い我が家にクーラーは無いので、暑さには慣れっこである(同僚たちには慣れてもらうことにする。環境問題を考えた時、快適さが失われるのは当然のことなのだ)。

ともあれ、天候も崩れず無事下山できて良かった。ゴミを片付けに行ったのに、我々が片付けらR(略)

 


本文では語られなかったが、同行した彼女たちも自然を守るため一生懸命ゴミを拾ってくれた。感謝。構図がやらせっぽいのは気のせいである。やはり同意は得ていない。

 


路傍に佇む名も無き雑草をパチリ。いや、実際には名はあるであろうが。・・・同意は必要だろうか?




   NEXT
目次ページ