rioshimanの日記
DiaryINDEX|過日|NEXT
| 2005年06月01日(水) |
「がんばりよ、健太」 |
NHKにんげんドキュメント「がんばりよ、健太」。12歳の出発。
これは身体障害児の少年が小学校を卒業し、施設中学校に入学する時の心理を描いたドキュメントである。今日のはその再放送であった。
場所は私の故郷・高知。久々に心に染入るものがあった。中で話されている言葉は当然に「土佐弁」。
私は今まで故郷を離れてからも、この高知で話されている「土佐弁」を美しいと思ったことは一度もなかったように感じる。
しかしこのドキュメントで話されている「土佐弁」はとても柔らかくとても美しかった。特に主人公の少年の語る言葉は。そして彼の愛を一心に受止めて話す母親の言葉は。
言葉の美しさは、言葉それ自体にあるのではなく、話す人側により大きな要因があるのだなぁと感じ入った次第。
言葉は人の心、話す人の内面の性格がそのままに表れていて、人はそれを心で受けとめるのだ。
|