rioshimanの日記
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明日から展覧会に出品するというのにこの夜12時になろうとする今でもまだ絵に手を付けていない。 昨日は佐々木豊先生が是非と薦めてくれる開光一の展覧会を夕方時間を気にしながら京橋の椿ギャラリーに見に行った。 先生から頂いた地図のコピーには画廊の名前が椿近代画廊となっていたが、早速ノートパソコンで調べたら、その名の画廊は新宿にあって、京橋のほうはギャラリー椿となっていた。それをめがけて東京駅から歩く。八重洲ブックストアの側を通りすぎ、高速道路の下をガイドにして目的の画廊を目指す。 その画廊はすぐには分からなかったが、そのあたりを2,3回往復してどうやらそれらしい会場を探し出した。内部は改装したのかモダンな作りとなっていた。 プロというものは必ず自分のこれだというアッピールを作品に持っている。そしてここだという精密な神経性も。 この画家は絵全体はおおまかだが色彩、顔面、手の先の表情など自信を持って描いている。 先生が現在最も作品の売れている画家だと言っていたが、昨年日動画廊で見た時には驚きを持って見、画集も購入したのだが今年はそれほど刺激を感じなかった。テクニック的なことはうまくなり絵も締まってきているが。 白、黄土、セピア、赤などの色はとても個性的。内容の常識的なものより、より奇抜で官能をくすぐるものの方が先に売れている理由もよく分かる。
展覧会に出す絵も昼間、高知にいかなる手段で帰るかと合わせて色々と考えた。そして一番自信を持って発表したい1点だけ作品を出そうと思う。横浜では私の友人は殆ど来ないし、それも一つの手だと思う。
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