rioshimanの日記
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物心が付いて少々周りのことが考えることの出来るようになった小学生の頃、学校で太平洋戦争のことを学んで自分は、人間なんて何て馬鹿なことをするんだろう、ちょっと考えれば誰だって戦争なんてすれば皆が損をするばかりで頭のいい人は絶対に戦争なんか馬鹿らしくて決してしないだろう、と子供心に思っていた。 そして幸いにも自分たち日本の周囲では戦争らしきものはこの約60年近く忘れられて過ごして来られた。 しかし段々とこの頃また怪しくなって来ている。 人間とは誰でも自分の考えのみが正しいと考えたがる。だが一方他の人の立場に立ってみると……。 もし、アメリカ合衆国大統領ブッシュ氏がイラクに生まれていたら、と考えれば答えは明白である。どうなるであろうかは…。
連日3月20日からイラクに対するアメリカ・イギリス進軍のニュースが流れている。まことに心が暗い。精度の高まったミサイル攻撃の自慢ばかりアメリカはしている。コンピュータなど科学の進化はこうして使われて行くのだ。
自分が最初に実社会に入って会社で設計の仕事をしながら、今自分が携わっている科学技術は果たして人間のためになるのだろうか、と悩み再出発しようと決心した頃のことを改めて思い出す。
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