rioshimanの日記
DiaryINDEX過日NEXT


2002年07月09日(火) 久し振りのギリシア語

今日から始まったI駅前で開催しているT氏の個展に顔を出し、すぐ新宿のギリシア語教室に駆けつける。

行く電車の中で教室は高層ビルの何階だったかはっきり覚えていないのに気が付き受講票をもって来るんだったと少し心配したが、先週一度行った感覚を思いだしエレベーターを選ぶと真っ直ぐに教室に行くことができた。

五年振りのギリシア語教室。女性教授は体つきが少し裕福になり落ち着きが出て来たようだ。
実は先週行った時、パンフレットには記されていたが日程が変更になり授業は行われていなかった。
この教室では珍しいことではない。ギリシアで開かれる会議のため出張するとかで度々先生は不在になる。その間、日本で勉学しているギリシア人の学生が代わりにやってきてくれるのだが、日本人の先生の説明でもやっとついて行けるギリシア語がネイチャーの話す言葉となるとほとんど理解出来ない。そのうえネイチャーは日本語での説明がカタコト語でしか出来ないと来てるのであまり理解できず、そのうちに段々とお互いにパニック状態になって来る気配が感じられるのである。

教科書は以前の文法重視のものから会話重視のものに変更されていた。内容も日常会話を何度も繰り返しながら進んで行くもので大分考慮のあとがみられた。
巻尾には五カ国語の簡単な辞書が付いていて大変助かる。
幸いにも間が空いたにしても以前少し習っていたので感覚を取り戻すにはそう時間は掛からないと思う。しかし、四月開始のところ七月の今回途中で入られた方は努力しないと大変だろう。生徒約10名のところ古代ギリシア語を他の教室で今まで習って来た人のほか、全くの初心者の方が2,3人いるようだ。


rioshiman |MAILHomePage