| 2009年11月28日(土) |
「太陽を曳く馬 上下」 |

 「太陽を曳く馬 上下」(高村薫著,新潮社)
内容:合田と彰之が出てくる小説。としか私には。
良くわかんにゃい。 内容が理解出来ないということでなく(それも多少はあるけど)、私が定義するところの「小説」から離れていて、評価不能。 田中某のように、持論を展開する為に小説という腹を借りた気がするが、田中某と違って、ハナからそのことを隠そう、誤魔化そうとはしていない。 「小説とか、評論とかではない、これは『太陽を曳く馬』です」と言われればそうですかとしか言いようがないです。
浄土真宗の裾に座るものとして、その宗教観に一家言あったはずですが、読了から2ヶ月も経ったら忘れてしまいましたよ。 …そう、その健忘がねぇ。 三部作のラストで、多分「晴子」につながるんだと思いますが、全然憶えていない…、晴子の旦那さん(名前忘れた)が、晴子にせがまれて絵に晴子を書き入れるというシーンしか憶えていないもんだから如何ともしがたい。 そう、晴子の頃は、まだそういうシーン、小説として「ここは好き」という部分があったのですが、「太陽〜」にはなかったなぁ。
高村薫と宗教論争をしたい、もしくは、自分の思想を確認したいとかでもなければ、なんというか、うーん。 大部分が読むのが辛かったのですが、面白くなかったかと言われれば違うというか、面白い面白くないで語って良い本じゃないよーな。
ああ、一つだけ。 彰之の息子。2ヶ月で既に名前を忘れたけど、殺人犯の、彼。 彼の証言が非常に良く理解出来たんですが、何で刑事さんたちは分からないのか分からなかったのですが、私もどっかヤバいでしょうか。
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