 「茨文字の魔法」(パトリシア・A.マキリップ著,東京創元社)
内容:レイン十二邦を統べる王国は幼い女王の即位で対外的に不安定な状態にあった。その王立図書館で書物を扱うネペンテスは、ある日、茨のような文字で書かれた本を預かりその解読にのめり込んで行く。ファンタジー小説。
Iサンから借り物。
前回読んだ「オドの魔法学校」でも思ったけど、力ない(と思われる)幼い少女が逃げもせず無理もせず(超常的な力に因らずという意味)一歩一歩進んでいくなぁ、と好感。
あと、物語の編みこみ方が凄く綺麗。 女王とネペンテスと伝説は夫々の物語だと思わせておいて、最終的には綺麗に一つの話に編みあがっている。一つ一つの糸そのものも綺麗な色だったけど、それを使って出来上がったタペストリィはさらに美しかった、と絵の前で感心してしまうような。 読後感が非常に良かったです。
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