| 2008年11月01日(土) |
「1809:ナポレオン暗殺」 |
「1809:ナポレオン暗殺」(佐藤亜紀著,文芸春秋社)
内容:1809年、フランス占領下のウィーンで、フランス軍工兵隊のパスキ大尉は、異端貴族ウストリツキ公爵と出会い、ナポレオン暗殺の陰謀に巻き込まれていく。小説。
西宮の某古本屋で購入〜。旅先でしたが、この古本屋、結構マニアなものを安く売っていてちょっと嬉しいというか、これをこの値段で売っちゃうかというか。マイルズシリーズとか、雪風が1冊100円でしたよ。 しかしこの建物、6階に図書館、4階だったかに書店、1階に古本屋ってどーゆーつもりだ。 おいていて。
へー、パスキ大尉って美男子だったんだー。萌え〜。…って感想しか言ったらいけない気がします(笑)。 主人公のパスキ大尉の一人称で進むので、途中までそれが分からず、無骨な工作兵というイメージだったのですが、美男子だと分かった途端、それまで読み解けなかった部分が勝手読みできたりして(笑)。
真面目な歴史小説です。故に、歴史小説ならではの面白さとつまらなさがあります。 ナポレオンはこの年暗殺されなかった、その史実は知っている。だから、暗殺しようと活動する公爵たちは失敗する。結果が分かっているつまらなさ、その結果にどう導くのかの面白さ。
この時代や人物に思い入れのある人は他の感想も出るでしょう。 でも私にはそこまで突っ込む資格はない、そう思います。
相変わらずこの方の硬質な文体は好きです。
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