「今日からマのつく自由業!」
「今度はマのつく最終兵器!」
「今夜はマのつく大脱走!」
「明日はマのつく風が吹く!」
「閣下とマのつくトサ日記!?」
「きっとマのつく陽が昇る!」
「いつかマのつく夕暮れに!」
「天にマのつく雪が舞う!」
「地にはマのつく星が降る!」
(喬林知著,角川書店)
内容:ごくフツーの高校生、渋谷有利は洋式トイレの渦に飲まれて異世界に辿り着いてしまった。そこで彼は「あなたは実は魔王なのです」と告げられる。小説。
知人の作った本が読みたい為に、古本屋で一気買い。後数冊出てますが、そこはまだ2冊ほど買ってないので。
美形だらけで冒険ありーの、色恋(らしきもの)ありーの(しかもホモ)、食い付き易げなライトノベル。一応、ボーイズラブではありません。 キャラ立ちは良いです。ラノベの範囲では。展開も面白いです。ラノベにしては。アイテムもそそられます。ラノベであることを思えば。 20年前に読んでいればプチハマりしたかもしれません。対象年齢は精々高校生マデというところ。の、癖に作者の年齢が高いからかギャグのネタが古い。
ネタの回し方がウザい。煩いというか冗長というか。吉本の小ネタのような展開が始まると、かっとばして読んでました。でも大概はついていけます。 人称の分け方がいまいちだと思いました。
私はハマれないけど、ハマる人が多いのは分かります。個々のキャラは好感触の人ばっかだし。
一つ、感心したというか、思うところ。 ユーリの反戦思想。 これ、読んでて「戦後日本の反戦教育は生きてますよ!」と胸を張りたくなった。臆面なくこの手の理想論を振れるのは、教育の賜に他ならない。 そしてラノベでこれを書く事が、戦争を知っている人すら知らない、次の世代に反戦思想を植え付ける、良い啓蒙になるんでないかと。作者はそのつもりはなくて、編集もそんなこと考えてなくても、だからこそごく自然に、綿々と受け継がれる思想が出来上がるんでないかなと思った。
どーでも良いが「マのつく自由業」つーたらやっぱ「漫画家」を思い付いちゃうよな〜。
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