読了日記

2005年07月06日(水) 「ショート・トリップ」


「ショート・トリップ」
(森絵都著,理論社)



内容:「旅」を題材にした超短編集。


図書館からの借り物。

…えーと、ナンセンスファンタジー?
どっか壊れている感じ。それも、「不思議の国のアリス」に出て来たような、基本からどっか壊れている輩が「あっはっはー」と瞳孔開いた目で笑い乍ら書いたよーな、そんな。

1編が原稿用紙3枚程度のもので、40編。
中には「良いな」と思うものもあったけど、殆どが「何じゃこら」「だから?」という。
お話にどこかで筋を求める大人には良さが(それがあるとして)分からない話でしょう。
中学生以下の、「どこがおかしいか分からないけど、感性で笑える」という、素直(?)な本の読み方が出来る人たちの中には琴線に触れる人も居るでしょう。

…しかし連載中1通も手紙が来なかったって…。つまり反響が無かったということで、それなのにこんな立派な本になっちゃうって、過去の実績って凄いわね。
や、編集側には売れる手応えが有ったのかも知れませんが、「森絵都」の名前でなければ半分も売れていなかったんでないかと思うし編集も本にする企画は簡単には通せなかったのではないかと思う。


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