ヤマダの日記
ヤマダ



 ◆PROMISE beat#1◆

 
 「何だよ〜?ダンブルドアもやるなぁ…。」
 「うわ!アレって本気だったんだ!!?」
 口々に驚きと、そして微妙なスパイスを含んだような囁きが飛び交う。雪が舞い散る季節。厳しい寒さと裏腹に、テストが終わった後の談話室では発表されたばかりの新しい企画に盛り上がる一団があった。
 新しい企画と言うのは今年だけの特別な催し物で、先日の晩餐の時に思い立ったようにダンブルドア校長が言った一言から始まった。

 『一周間後にダンスパーティを開く事にしよう。ソシアルでも、クラシックでも、もちろんポップスでも構わんよ。』
 
 その言葉にその場に居た全員がざわめいた。『ダンスパーティだって!?』『今までそんな事一度もなかったのに!』と、さざ波のように静まらない会場はあちこちで食事の手を止めて話を盛り上げている。
 そんな状況の中。ダンブルドアは更に一石を投じるように付け加えた。

 『同性でも良いから必ず相手を探す事。』

 
 こうして、妙な話が始まったのである。




 「シリウスはどうするの?」
 談話室で珍しく一人で本を読んでいるシリウスに、これまた珍しく補習を受けずに済んだピーターが話し掛ける。ダンスパーティまであと6日間。周りでは『相手を探しておくように』と言われた学生が、寮なぞ関係無しに走り回っていた。
 「う〜ん。別にどうでも良いんだけどな。オレは…。」
 お祭り騒ぎは好きだけど、こういうのはな〜…と、シリウスはため息をついた。「それよりも…。」
 ダンブルドアが余計な事を言ったものだから、シリウスとしては多大なる迷惑を被っているのであった。『同性でも構わないから』というフレーズのために、昨日からずっと誰かに絡まれるハメになってしまっていたのである。校舎にいれば同じ寮生だけでなく他の寮生にまで絡まれる始末に、「仕方ない!」と諦めて談話室にいる他無かったのであった。
 「あ〜!!もう!!忌々しいったらないぜ。女の子がいるのに、どうしてオレを誘うんだ!」
 「まぁ、シリウスってば人気者だもんね〜。」
 「ピーター!」
 首を竦めたピーターは上目遣いでシリウスをみやった。
 「でも、シリウスはジェームズと行くんでしょ?」
 ジェームズと聞いて、シリウスはそれまでの怒りを一瞬で消してから持っていた本をバタンと閉じる。
 「アイツにはリリーがいるだろ?」
 何を言ってるんだ?と続けると、ピーターは「知らなかったの?」と驚いたように目を丸くする。「今回はリリーは誘わないって言ってたんだよ?」 
 だから、僕はリーマスと一緒に行こうかと思っていたんだけれど。
 「マジかよ…。」
 シリウスは思いもよらなかった事態に唖然としてしまった。
 そして。
 物語は自分の知らない所で始まっている事も全く気がついていないのであった。





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■はい、新連載開始です!いや〜。こんなどたばたラブコメディになるとは自分でも思いませんでしたが、始まってしまったので観念して続きに移りたいと思います!ホントは月曜日から始めたかったんだけれど、何となく時間に追われるままに本日に至ってしまいました。うわ〜。今週で終わると思っていたんだけれどなぁ。まぁ、終わるまで続きます。(当たり前だ!)

■歌の大辞典をみて、妙に懐かしくなってしまい、速攻カラオケ行きを決めてみました。あたしカラオケってあんまり行かないんだよね〜。1年に1度有るかないかだもん。(うわ!)と言っても娯楽系自体あんまりやらないなぁ。でもでも!愉しみなのですよ!!ちなみに、今週の歌はワタクシが始めて冬コミに行く時に聞いていた曲が多かったので、スゴク昔を思い出してしまいました。あああ〜、懐かしいよ!昔はホント命かけて同人活動やって居たんだよね。今の私では想像もできないな〜。(苦笑)
 
■そういえば、宇多田ヒカルが新しくCD出したので、これ又速攻買いにいきました。ふっふっふ。やっぱりイイナ!とか思うんですよ。彼女じゃなきゃ出せない世界が有ると思うんですよ!!あああ、私もああいう独特の持ち味が出せるようなマンガを書きたいものです。いや、努力はしてますけどね〜。(苦笑)あ、でも彼女の曲を聞いていたら何となくリーシリで書きたいものが出来ましていま塗ってます。まぁ、イラストなのですが、そのうちアプできると思います〜。お楽しみに!





 

2003年01月29日(水)
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