バニラへの日々
本屋にざーっと平積みにされている無数のビジネス書や心理学の入門書,自己啓発の本などに対して僕はいいイメージを持っていない.それは例えば学生さんたちの就職活動シーズン到来の時期に必ず見かける「面接の達人」をどうしても好きになれないのと根っこが同じもので,「そんなものに頼ったらイカンのだ」という半ば強迫観念めいた言葉と,「人の弱みにつけこんでウスい内容で商売しやがって」という半ば難癖めいた感情に,その思いは集約される.だが面接の達人もそうしたビジネス書もろくに読んだことがないので,要は「食わず嫌い」なんだ.
そんなことを考えていたら思い出したのがある数学者の言葉だ.自宅の壁の本棚にずらりと並んだ文献を前にして彼がテレビのリポーターに放った言葉は,「この中の9割はクズだ.そして残りの1割の中の9割もとるに足りないものだ」といったものだった.(続く→)
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管理人: vanilla
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