バニラへの日々
誘拐や銀行強盗などの罪が重いのはきっと抑止効果のためであって,こういった犯罪を計画しそうな人たちに「成功率も高くないし,そんなに割りにあわないよ」いうことを伝えるためなんだろうと思う.計画するほうもそれだけ高いリスクを侵すわけだから,要求する金額もものすごい額となる.それに応じて,犯人や犯罪そのものに対する当局の対応も非常に厳しいものとなる.だがこの構図は一種のバブルではないのだろうか?
たとえば誘拐の場合,犯人にとって一番いいのは警察に知られることなく相手の支払い能力ぎりぎりの金額を得ることだ.だがこの駆け引きはとても難しく,要求が高すぎたり相手をじらせ過ぎたりすると,被害者が警察に駆け込む可能性が高くなる.
「もしもし.たった今お宅の娘さんを誘拐した」 「はあ」 「いくらなら出せる?」 「いくらでもいいんですか」 「いくらなら出せると訊いているんだ」 「じゃあ,1万円で」
1万円払えば人質が無事に帰ってくるのであれば,被害者の家族が警察に連絡する可能性は低いだろう.犯人のリスクは低く被害者のお得感は高く,場合によっては感謝すらされるのかもしれない.問題は「私って1万円の価値しかないの」とショックを受けるであろう,人質となった娘に対するその後のフォローだね.
目次(TOP)|<過去|未来>
■過去日記サンプル
東京タワー/
写真嫌い/
史上最高の尿意/
中身と外見/
ほっぺにチュー/
河原の魅力/
パチもん教授/
16通りの告白/
アナウンサー賞賛/
次回W杯必勝戦術/
チャンネル1995/
緊張のアノミー/
学歴社会という現実/
フジロック'02レポート/
新しいかもしれない口説き文句/
現役モラトリアム生/
ばったりしあう関係/
黒髪という選択/
ゲイ雑誌購入/
ごきげんドライバー/
結婚式に思う/
味覚の手触り/
変拍子の人/
自己プロデュース
管理人: vanilla
|