バニラへの日々
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 2002年10月20日(日)   コミックバンドの夜3 


(→続き)
 それは例えばボーカルがしっとりとバラードを歌い上げているときにバックがいつの間にか演歌調の演奏に切り替えてみたりすることで,そのたびに彼らは演奏を中断しショートコントをやり始める.今のテレビではまずお目にかかれないタイプの笑いだ.正直画面の向こう側であれば即座に凍り付くようなギャグでも,ライブという生の力で結構楽しめるね.一方で客席の,特に年配の人たちはかなりの盛り上がりを見せていた.彼らの笑いは,ステージで披露されたギャグそのものに向けられたものなのだろうか? それとも懐かしいかつての人気者と懐かしい笑いの作法とに,久しぶりに触れたことによるものなのだろうか? どちらなのか想像するのは難しいけど,多分両方なんだろうね.

 僕ら世代の感覚で言うとすれば,近い将来TOKIOが解散して各自がソロ活動に入り,その中でリーダー城島君だけがいつのまにかテレビ画面から消えていく.そんな彼を今から数十年後に,小劇場にまったりと見に行く感覚に近いのかもしれない.結構楽しめそうだね.

 今思えば,彼らの演奏スキルはとてもしっかりしていたことが印象に残っている.金を払ってまた観に行きたいかどうかはわからないけど,なんか勉強した感じだ.


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