バニラへの日々
会社で僕の所属している部署は,年内にも別会社となって移転することがほぼ決定している.今日はその引っ越し予定地のひとつを見学に行ってきた.最寄り駅は埼玉を走るある鉄道の終点で,都心から電車で80分ほどかかるだろうか.気分は小旅行だ.歴史を感じる街並みの中で,ぽつんと建っている大型スーパーとコンビニがやや浮いた印象の駅前.ここから目的地までは徒歩で20分かかる.駅前から2,3分歩くと急に民家が少なくなり,電柱には演歌歌手の公演を告げるポスターが貼られていた.目的地につきしばらく見学する.現場の人の話では一番近いコンビニへは歩いて20分かかるそうで,つまりは駅前のコンビニのことだ.
一通り見学が終わって駅前の居酒屋へ向かう.上司イチオシの鶏の唐揚げは,地鶏を一匹まんまの状態で油で揚げ,出刃包丁か何かでぶつ切りにしたものだ.皮はパリパリ肉はジューシーで,これまでに食べた鶏の唐揚げの中でもトップクラスの美味さだった.酒が回ってきた頭で考えることは,この街に悪いところはどこもない.どこもないのだけれど,この地に移転したくないのはなぜですか? ということなんだよなあ.
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管理人: vanilla
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