バニラへの日々
| 2002年09月18日(水) |
大食い番組が苦手なあなたへ3 |
(→続き) 上で述べた構図は大食い番組に限ったことではなく,より一般的に「本能の代償行為としての興業が成熟していく過程」に見出せると考えられる.例えばボクシングなどの格闘技.格闘技観戦に魅力を感じる人は数多いが,いわゆる闘争本能を刺激されることがその大きな理由のひとつだ. だが,それこそ「どちらかが完全にギブアップするまで試合を見たい」という「肯定派」の観衆の欲求に忠実に答えていたら本当に死者が出たり選手に障害が残る可能性が高く,社会的に存在が認められなくなってしまう.また格闘技の魅力に触れる前に拒否反応を示す「否定派」の人も続出することが考えられる.つまり興業としては成立しにくくなってしまう可能性が高い.それゆえ,多くの格闘技にはレフェリーストップや急所攻撃禁止などのルールが存在しているとも考えられる.
歴史は浅いが興業として大きく成功している格闘技であるK-1では,レフェリーストップが異様に早い.このことは「否定派」を含めた多くの人に受け入れられることを意識した主催者側の姿勢のあらわれにも思える.(続く→)
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管理人: vanilla
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