バニラへの日々
~8年くらい前の夏の日,夜中に窓の外から猫がみゃあみゃあ泣く声が聞こえてきた.「鳴く」ではなく,まさに心細くて「泣く」かのような声.様子を見に行くと,1匹の子猫が道路のすみにうずくまって泣いている.反則ものの可愛いさだ.こちらが近づいても逃げる気配はないのでそのまま拉致する. 部屋に上げようと思ったが,体がだいぶ汚れていたのでまず台所の金だらいに水を張ってその中で洗うことにした.当然子猫はすさまじい抵抗を見せる.般若の形相とはあのような顔のことを言うのだろう.自分の中にサド的な要素もあることを確認しつつ,たんねんに洗っていく. 体を拭いた子猫を部屋へと案内し,しばらく遊ぶ.部屋にはガラス戸のついた本棚があるのだけど,本のないスペースに猫をしまい,そのガラス戸を閉じてみたりした.内側からさびしそうにガラスをひっかく子猫がとてもシュールな光景だ.その後はミルクを飲ませたりテニスボールで遊んだりしていた. やがて僕も子猫も遊ぶのに飽きてしまいその夜は眠りについたのだが,翌朝気づいてみると当然のように子猫はおもらしを実行していた.結局子猫は路上に帰したのだけれど,部屋の絨毯には今でもその跡が残っている.
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アナウンサー賞賛/
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緊張のアノミー/
学歴社会という現実/
フジロック'02レポート/
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管理人: vanilla
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