バニラへの日々
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 2002年07月29日(月)   フジロック'02レポート4 


(→続き)
 今日は3日目,最終日.昨日よりもさらに人出が増した感じで,場内ではあちこちで渋滞が起こっている.しかし場内を歩いているとワールドカップで来日した選手の姿を本当によく目撃する.ロナウド1人,ベッカム2人,フィーゴ2人,他にも山のようにいたぞ.まだ帰国しないのか?
 今日の1発目はポラリス(日本)だ.ダブとポップを融合させた,フィッシュマンズを連想させるような音楽で,眼をつぶって体をゆらす人続出.演奏が終了した後,隣の女の子は「気持ちよくて寝そうだった〜」と話していた.その後で通りすがりに観た四人囃子(日本)の良さにしばらく足を止める.ジュディマリやグレイのプロデュースなどで知られる佐久間さんのいたバンドだ.

 そして本日のお楽しみの元ちとせ.まず山崎まさよしのカバーから始まり,途中に2曲のシングルを挟みながらステージが続いていく.CDやテレビで聴くよりも間違いなく1ケタは良い.観客の手作りによる「ガンバレ ちとせ」の旗に照れたような笑顔を浮かべる彼女は本当に可愛くて,そんな彼女のしぐさが観衆を盛り上げて,その観衆の気持ちがまた彼女を高揚させて素晴らしい歌が届けられる.幸せのポジティブ・フィードバックだ.
 続けて解散したサニーディ・サービスの中心人物だった曽我部恵一(日本)を観る.ステージでは酒を呑みまくったりイントロでトチったりで,この話だけだと全くだらしねえなあといった雰囲気なんだけれども,決してそんなことはない.このリラックスしたステージもまた彼の大きな魅力だなあと思う.ちとせに負けないくらいの幸せを感じるひとときだった.

 今日は最終日ということもあってか,目玉のミュージシャンが多いように感じる.スーパーカー,コーネリアス,レッチリなども観たかったのだけれど,混雑した会場は苦手なので他のステージに移動.ギャラクティック(アメリカ)というジャズとファンクを融合させたようなバンドがとても良かった.途中で御大ジョージ・クリントンがゲストで登場し,"We Want Funk"を演る.観衆を煽る煽る.
 そして日が落ちてからはストリング・チーズ・インシデント(アメリカ)という謎のバンドを観ていた.グレイトフル・デッドやフィッシュといったジャム・ロックの流れを組むバンドという話で,カントリーやフォークなどのアメリカのいろんなルーツを取り入れたような音楽を延々と演奏していく.しかしこれがたまらなく良い.まったり聴くのも良し,踊るのも良し.ただしあの場の作用で2ケタはよくなっている感じで,CDで聴いたらがっかりしそうだ.
 そして僕の3日間の締めとなるのはスピリチュアライズド(イギリス).その名の通りスピリチュアルな高揚感を感じさせてくれるバンドで,サイケっぽさや気高さもあり,ロック・オーケストラといった雰囲気もある.心地よいトリップをし続けた1時間だった.

 フジそのものはこれから明け方まで続くが,これで僕らにとっての全日程は終了.連れと合流し,駐車場へと歩きながら話し始める.大トリのレッチリのステージは落ち着いたもので,ちょっと物足りなさを感じてしまったそうだ.彼の3日間のベストアクトはチャーとのこと.僕はスカタライツかな.
 なんて話をしていたら,事件発覚.旅行中,万一に備えて連れに車のスペアキーを預けていたのだが,なんと車の中に置きっぱなしだったらしい.理由を尋ねると「使わないと思ったから」とのこと.彼がバカなのか,彼に預けた僕がバカなのか,二人とも相当バカレベルが高いことは間違いない.
 この後は風呂に入って一服し,東京に向かって出発するのだ.残念だが日常に帰らなければならない.まあ,来年もまた来るさ.

今日食べたもの.牛の串焼き,チキンケバブ,カロリーメイト,夏野菜のカレー,チャーシューご飯.



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■過去日記サンプル
東京タワー/ 写真嫌い/ 史上最高の尿意/ 中身と外見/ ほっぺにチュー/ 河原の魅力/ パチもん教授/ 16通りの告白/ アナウンサー賞賛/ 次回W杯必勝戦術/ チャンネル1995/ 緊張のアノミー/ 学歴社会という現実/ フジロック'02レポート/ 新しいかもしれない口説き文句/ 現役モラトリアム生/ ばったりしあう関係/ 黒髪という選択/ ゲイ雑誌購入/ ごきげんドライバー/ 結婚式に思う/ 味覚の手触り/ 変拍子の人/ 自己プロデュース
管理人: vanilla