バニラへの日々
| 2002年07月26日(金) |
フジロック'02レポート1 |
'97の初開催から6年め,今年も3日間にわたり新潟県苗場スキー場にてフジロックフェスティバルが開催される.苗場なのになぜ「フジ」かといえば,初開催が富士山の近くの天神山スキー場敷地内だったからだ.しかし当時はこのような大型音楽イベントが日本で初めてだったこともあり,さまざまなトラブルが続出してしまった.台風の直撃もそれに追い打ちをかけた.聞くところでは,腹を空かせたあげく近くの民家に忍び込み冷蔵庫を漁っていた観客もいたらしい.結局地元住民から反発を受けその地から追われてしまい,'99から苗場に落ち着いたというわけ.
僕は去年念願の初参加を果たし(2002/4/29の日記参照),今年が2度目となる.去年はひとりだったが今年は大学時代の後輩と参加だ.まず簡単に会場のようすをご紹介する.ミュージシャンが演奏するステージは主に4つ.メインのグリーンステージ(特大,〜20000人),ホワイトステージ(大,〜10000人),レッドマーキー(中,〜5000人),フィールド・オブ・ヘブン(中,〜5000人).他にも小さいステージがいくつか.人数は僕の感覚的なものなのでだいぶ怪しいね.
「レッドマーキー」にはテントの屋根がついており,半分屋内といった風情だが,他は青々とした夏の苗場の山々を背景にした絶好のロケーションだ.それぞれのステージで各ミュージシャンが1時間程度演奏してから交代していく.機材の交換や調整にも時間がかかるので,各ステージとも1日あたりに登場するミュージシャンは7〜8組程度だ.常にいくつかのステージで演奏が行われ,いくつかのステージでは交代中ということになる.つまり観たいミュージシャンを全て観られるとは限らないのだ.
ライブの時間は主に朝11時から夜24時ごろまでだが,屋根付きのレッドマーキーのみが深夜にダンス専門のテントに様変わりし,観客は朝5時まで踊り続ける.僕はすぐダウンしたけどね.それぞれのステージの間は500mくらいの長さの道で結ばれていて,その途中には飲食エリアや休憩ポイント,仮設トイレ地帯などが設けられている.
「フジロック」という名前からロックのライブを1日中観ているイベントが想像されるのだけれど,実際に音楽を聴いている時間はせいぜい半分くらいだ.「フェスティバル」という名前にもある通り,その実体は音楽のライブを核とした「お祭り」だ.ステージのそばでもみくちゃになりながら楽しむ人がいる.後ろで芝生に寝そべって楽しむ人もいる.かすかに流れてくる音楽をBGMにして,食事エリアで談笑し続ける人がいる.併設されているサーカス小屋をのぞく人がいる.会場内を小川が流れていて,そのほとりで休憩している人もいる.酒ばかり呑んでいる人もいる.大道芸人のパフォーマンスに群がっている人もいる.
音楽もロックに限らず,ヒップホップ,レゲエ,スカ,ジャズ,ファンク,テクノなど,ジャンルもさまざま.普段あまり聴かない種の音楽との出会いも,とても楽しいものだ.お祭りに行って,出し物や夜店に自分の知らない種類のものがあってもむしろそのほうが楽しめるけど,あの感覚と言えるかもしれない.
いろいろと書いていたら結構な分量になってしまった.日記の日付と1日ずれてしまうが,初日に観たミュージシャンの話は明日にまわします.(続く→)
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管理人: vanilla
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