バニラへの日々
(→続き) 結局トルシエ監督とは親戚の困ったおじさんなのである.声が大きく我を通し,強情で融通が利かない.皆は扱いに困っているのだが,本人はおそらくそれに気づいていないのだ.結婚式のスピーチで「新婦がここまでいい娘に育ったのは叔父である私のお陰.がははははは」と話してしまうようなおじさんなのだ.親戚中を見渡せばひとりぐらいいそうな,そんな人.そんなおじさんも会社ではそれなりのポジションとある程度の社会的地位も得ているように,トルシエもW杯前のさまざまな国際大会で結果を残してきた.だからこそサッカー協会は首を切りたくても切れなかったのかもしれない.
そんなトルシエだが,トルコ戦敗戦直後のインタビューで涙ぐむ映像を観て,これまであまり彼のことを好きになれなかった僕も,彼が日本から離れること,彼が日本に残したものなどについて想いを巡らせてセンチメンタルな気分になった.スピーチに苦笑いしていた新婦や列席者も,新郎の最後の挨拶を聞いて泣いているおじさんを見るとグッとくる.4年間お疲れさま.日本を決勝トーナメントに導いてくれて感謝しています. でももうスピーチは頼みたくないなあ.
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管理人: vanilla
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