バニラへの日々
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 2002年06月15日(土)   最も古い記憶 


「最も古い記憶」とは,今も鮮明に思い出すことができるし,おそらく死ぬまで覚えているであろう記憶のことだ.僕の場合は確か3歳の頃.部屋のなかで転げ回って遊び,勢い余ってガラス戸に頭をぶつけたときのものだ.後頭部を少し切り,じいちゃんにおんぶされて病院へと向かった.ただ,記憶の中ではおんぶされている自分を「後ろから」眺めている……これがどうも腑に落ちない.誰かに記憶を操作されたのだろうか? もしそうだとしたら,それは両親やじいちゃんによってなのだろう.そのときの状況を繰り返し聞かされることで,話のイメージが記憶の一部として定着する.可能性あるよね.さて,これに対抗するのは「最も新しい記憶」だ.とはいっても,昨日の晩ご飯のおかずや駅で見かけた女の子のことなんか1週間後には忘れてる.長らく印象に残る「最も新しい記憶」とは,多くの人にとっておそらく昨日チュニジアに勝って決勝トーナメント進出を決めたことなのだろう.そしてそうである人もそうでない人も,またそれぞれの生活の中でそれぞれの印象に残る出来事を体験し,新たな記憶を重ねていく.僕やあなたが同じ時代に生きるとは,そういうことなのだと思う.


目次(TOP)<過去未来>

■過去日記サンプル
東京タワー/ 写真嫌い/ 史上最高の尿意/ 中身と外見/ ほっぺにチュー/ 河原の魅力/ パチもん教授/ 16通りの告白/ アナウンサー賞賛/ 次回W杯必勝戦術/ チャンネル1995/ 緊張のアノミー/ 学歴社会という現実/ フジロック'02レポート/ 新しいかもしれない口説き文句/ 現役モラトリアム生/ ばったりしあう関係/ 黒髪という選択/ ゲイ雑誌購入/ ごきげんドライバー/ 結婚式に思う/ 味覚の手触り/ 変拍子の人/ 自己プロデュース
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