バニラへの日々
僕は以前,大学のある授業の一部を数年間担当したことがある.他の先生方との会議の席上では授業の進め方や方針が話題に上るが,大体それは「学生はまだまだ子供だからごはんは口まで運んでやらなきゃダメだよな,手がかかるけど」という内容だったように思う.「口まで運んで,それでもうまく食べられなかったら叱りとばし口の中に強引に押し込んでやれ」そんなノリもあった.確かに学生のほとんどはガキと呼んでいいと思うし,勉強する気がほとんどないように見える.自分も学生の頃そうだったしね.連中をほったらかしにしておいて厳しく採点したら8割くらい留年するだろう.「手がかかるけどしょうがないよな」という扱いには納得してはいたんだが,常にどこか違和感がついてまわっていた.もともと大学では,もちろん学生は教わる義務があるわけじゃないし,教員もその気のない学生にむりやり教える義務もない.2重の意味で義務教育ではないのだ.別に皮肉でもなんでもなく,いわば当然のことだ.(続く→)
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管理人: vanilla
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