2007年04月23日(月)  子が泣けば わかることも わかるまい


まなティと初めて喧嘩。

洗濯物を畳む私の横でふざけていたまなティが、私の頬をバチンと叩いた。悪気があったわけじゃなく弾みでそういうことになったらしいが、1歳児のくせに結構痛くて、頬を押さえつつ「叩いちゃダメだよ」とたしなめた。そしたら、面白がってもう一回バチンときた。悪いことだと認識できてないのだろうと、今度はちょっとキツく「叩いちゃダメ!」と言った。

そしたら、注意されることが嫌いなまなティは、もうキーーーっとなっちゃって、私の頬をバチンバチンバチンとめちゃくちゃに何度も叩いてきた。さすがの私も腕をガッチリ掴んで、「ママ遊んでるんじゃないの! 怒ってるんだよ! 叩いちゃダメ!」と言うと、ワーーーッと泣き出した。「もうわかったよね。こっちにおいで」と抱き寄せてギューッとしてあげた。

そ・し・た・ら、バチンッ!!ですよ。全然わかってねーーの! 私は「もう知らない! こっちに来ないで!」と突き放し、テキパキ残りの洗濯物を畳んだり、家事をこなしたりしていた。まなティは大泣きで、私の後を付いてきて足にまとわり付いてくるので、そのたびに「もう知らないってば!」と言って突き放し、最後には寝室のドアを閉めて中で片付けをしていた。まなティはドアをバンバン叩いて「ママ! ママ!」と泣きじゃくっていた。

しばらくして出ていくと、まなティは部屋の前で横になって泣いていて、私が出てきたのを見て抱きついてきた。私もまなティをギュッとして、「もうしないでね」と言って仲直りした。


こんなことは初めてのことで、人を叩くことがいけないことだと私なりに教えようと思ってやったことだが、本当にこれでよかったのか甚だ疑問だ。突き放して泣くままにしていたことは明らかによくなかったと思う。

子供は、泣いて⇒泣き疲れて⇒泣き止む ということを繰り返すたびに人への信頼を失い、少しずつ自分の殻を作っていくんじゃないかと思う。泣いているときは人の助けが欲しいときであり、それが得られないとわかるとそのたびに無力感に襲われ、心が冷めていく気がする。自分がそうだったのでよくわかっているはずが、同じことをしてしまった。


じゃあ、今回のような場合どうするべきだったのかと言うと、叩いたことを軽く注意した後は、「また叩く」という行為をさせないために他に気を向けさせるのがよいだろうと。ほかの遊びとかほかの本とかに。子供がキーーーーッとなった状態で何を言っても聞き入れられるということはないと思うので。

 叩く�、遊擇�注意する⇒叩く�□佑�つく注意する⇒叩く��⇒怒る……

となった場合、「叩く�◆廾聞澆鰐軌嫐�なだけじゃなくお互いに消耗し精神や信頼関係に悪影響を及ぼすので、そこから先は断ち切るのが一番賢明だと思う。

今思うと、オーストラリアの親はみんなこの方法だった。子供が悪いことをすると、まず諭す。何でダメなのかを大人相手みたいに言葉で諭す。その後は、同じことを繰り返さないように他に注意を向けさせるのだ。私には最初これが受け入れられず、「なぜガツンと叱らんのだ!」と腹が立っていたが、子を持った今、よくわかる。

褒めて育てる。叱るのが樹木の剪定だとしたら、小さな頃から叱ってばかりいたら、整ってはいるが小さな木に育つだろう。それよりも、たとえ雑草でボウボウになろうとも、ある程度伸びるに任せ大きな木になったときにチョイチョイと剪定してあげるのがよいんじゃないかと思う。そういうイメージ。


とにもかくにも、親がいつもニコニコしているというのが子にとって一番大事なことだろうと思うので、そうなるように大いに頭を使おう。あとは、子供の精神状態を整えるのも大事だろう。規則正しい生活や、バランスのとれた食事など。今日のまなティとの喧嘩は、本当に今後のことを考えさせられる事件だった。


そういえば、まなティは夜私と寝ると、夜中に私の乳に吸い付いてきて眠りが浅くなるようなので、相方の提案により、まなティと相方が一緒に寝て、私は泣く泣く別部屋で寝るようにしたのだが、それ以来朝まで一度も起きずに寝てくれるようになった。私も最初はまなティがどうしているか気になってよく眠れなかったが、今は慣れて妊娠以来久しぶりの安眠をとっている。相方はまなティがどんなに寝相が悪くても顔を蹴られようが頭突きをされようが目を覚まさない鉄人なのでよい。


つづく。


↑投票ボタン(文字が変わります)



日記のもくじ |昨日の日記 |明日の日記
たまり |mail │HP│