2005年01月20日(木) 選択肢 天下分け目の 作り方
今日は夜,私の担当の編集者さんを統括しているリーダーのKさんと2人で飲みに行った。今の仕事の話やら,受験英語の話やら,ビジネスの話なんかをして,かなり有意義な時間を過ごさせてもらった。やっぱり,社会に出て長く生きている人の話というのは,私の見えない視点をたくさん持っていて,話に奥行きがあって面白い。私がこれからどっちの方に向かって行けばいいのかも提案してもらったので,少し私なりに動いてみようと思う。
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生徒を見ていて常々感じていることなんだが,人生を謳歌する人とそうでない人の根本的な差は,選択肢の作り方にあると思う。
例えば,いつもより多めの宿題を出したとき,Aくんの選択肢は,
1.夜更かししてやる
2.学校の授業中にやる
3.電車の中でやる
だとしよう。一方Bちゃんは,
1.夜更かししてやる
2.半分だけやる
3.3分の1だけやる
なのである。つまり,Aくんが「すべてやる」ということを前提に選択肢を作っているのに対して,Bちゃんの選択肢には「やらない」ことが前提となったものも存在するのだ。(Bちゃんの特徴として顕著なのは,やってこなかったことを注意すると,ヘラヘラ頭をかくようなしぐさをすることである。この笑いは明らかなる「逃げ」である)
そんなこんなで数ヶ月経ち,半年経ち,AくんとBちゃんのスタート地点は同じだったにもかかわらず,今では2人の学力には大きな大きな差がついてしまっている。これは人生でも同じではないかと。
人間は楽な選択肢に流れやすい。例えば,「明日は7時に家を出よう。でも,本当は7時半に出れば間に合うんだが。まぁ,最悪8時には出よう」と思っていたら,結局家を出るのは8時,というように。
そして,楽な選択肢は,作りだしたらいつでも作らずにはいられなくなるということ。そう,癖になるのである。そのうち,楽な選択肢一色になっていたりして。
大きな人生設計の中の日々の小さな小さな選択肢たちを甘く設定していけば,塵も積もればで,10年後20年後に「こんなはずでは」と落胆する日がくるのは目に見えている。
たった数ヶ月やそこいらで,あれだけ差のついたAくんの天国とBちゃんの地獄を目の当たりにして,私自身,日々引き締めていかないと,と思う今日この頃なのである。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・あれは,全体を通してあのような人生論を書いた本ではなく,
作家の日記に登場したほんの一部なんです。
それでもよければ読んでみてください。
銀色夏生の『つれづれノート��』だったと思います。
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