たそがれまで
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2007年02月11日(日) エースをねらえ




今日は本当に忙しい一日だった。
厳密に言えば昨日からの超多忙。
暖かい地方に住んでいるとはいえ、2月の寒空の中
一日中屋外にいるという二日間だった。


昨日は、娘がやっているテニスの試合の予選で
今日は続きの決勝トーナメント。
昨年9月にも同じ試合があり予選敗退で涙したから
今回は二度目の挑戦だった。

リベンジを誓った娘は、それからいくつかの試合に挑戦し
試合慣れをすると共に技術の向上を目指して頑張っていた。

12才を目前にした昨日、自分自身の頑張りで
バースデー当日にコートに立てる権利を勝ち取った。

神様からの大きなプレゼント。
決勝トーナメントもなんとか好調を維持し、
初のベスト4で、自分のバースデーの日付の賞状も頂くことができた。


娘の嬉しそうな顔を見たらなんだか胸が詰まった。
いつもお兄ちゃんと比べられていじけてばかりいた娘。
そうしてしまったのは私だけれど、
何も言わなくても何でもできる兄、何度言ってもできない妹。
昔の日記でも何度も書いた記憶がある。

だけど、兄にはできないことを妹はやってのけた。
目標を決めてコツコツと地道にトレーニングし、
予選リーグ突破と、決勝トーナメントの一回戦の勝利。
ちゃんと言ったことを全部達成できた。


娘と母の熱心さに、普段は試合を見に来ないコーチも来て下さったし
私の知人も最近買ったすんごい性能のデジカメ一眼レフを持って
「エースをねらえ」の千葉ちゃんばりの写真をたくさん撮ってくれた。
                     (誰もわかんないか)

皆が娘の頑張りを誉めて下さって、
娘もとても自信が持てたようで、
私もとても嬉しくて本当に幸せな週末だった。

試合が終わって帰宅して、娘がパソコンで何かを調べてこう言った。

「今夜、市営のコートが空いてるぅ。
 練習に行きたいから付き合ってよ」

マジですか・・・
やる気があるのは結構。
でも相手をする父は体力の消耗で大変。
見てる私は寒さで地獄。

北海道に住んでる人ですか?

というくらいの厚着をして結局はついて行った。
19時からの3時間、父と娘は走り回った。
熱血母の娘の血も十分過ぎるほど熱かった。
だけどそれが嬉しくて、
涙がでそうなくらい幸せな時間だった。





東風 |MAILHomePage

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