るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 悲しみ惑い寂寥そんな感じ

昨夜

やはり根本的な部分で

互いの心がどうしても理解できなくて

あるいは

受け入れられなくて、






六時間半あまり

互いの心の調整をしていました。






おびただしい数の

通り過ぎる車の

ヘッドライトに照らされた私たちは

間違いなく

男女間の痴話げんかの様相を呈していたことでしょう。

それ程彼は真剣に怒っていました。

私にと言うより、自分自身に怒っていると言っていました。







私は彼に拒絶されました。

ここでも、

彼は

拒絶したのはおまえではなく、

俺自身を自分で拒絶したのだと言いました。







とても苦しい記憶なので、

恐らく、ここを結果的に見ることになる彼に

その記憶がここで再びよみがえることを

私は恐れます。




だから、

具体的な事象をここで綴るのは避けなければならない。









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私は

ここで綴る意味を失いかけています。






あの人には

いえ

私たちには

何でも語り合いたいという

私の言うような精神共有の仕方はそぐわない。

彼には誰もが踏み込めないエリアがある。

私はそこにいつも立ち入ってしまう。







それに第一、

何でも語るということは、

すべてを受け入れる覚悟がないといけない。






私には

その覚悟が

あるようでいて、実はなかったことに昨夜やっと気が付きました。






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小さなフォト日録  今日は 【 電動缶切りが欲しくて 】



BBS


2003年05月21日(水)
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