るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 男も負けずに、不・思・議。

彼に 新規物件の立ち上げの機が訪れ、

私に 年末年始のための仕事ラッシュが訪れる。




共に オフィスで残業をして居る。





別々のオフィスで

それぞれの 責任と人生を 抱え、





心を紡いで 残業をして居る。 





相手に思いを馳せるたび、


届けよと、 

想いを人に飛ばすたび、


そのたびに 

携帯が

互いの心を 運び来る。





「仕事の大枠が、何とか決まったよ。」

「よかったね。今メル入れるタイミングはかっていた所よ。」



「お昼も食べ損ねたから、めっちゃ空腹だ。」

「私も空腹。あの、いつかの中華みたいの、また食べようね。(笑)」

「あぁ、旨い物食べたいねぇ。(笑)」



「段取り的には、来週は外観のデザインに入るかな。」

「おつー。私もだいぶはかどってる。」






別々の

彼と私の人生が、

この一瞬に クロスする。





彼は言う。





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^^;

疲れるとは、男の場合

そう言うものなのでしょうか・・・・・・・・・。

男も負けずに、 不 思 議 な、生き物。 ^^;






おとといも

昨日も

とめどなく

言葉を紡ぐ私たち。






人生に 互いの存在を 見出し 希求し

淡く 儚い 

夢を紡ぐ。



この ひと時の温もりに

あなたが居て

私がある。





何も望まず

何も押し付けず

ただ ただ 存在の 

くすしき事を のみ

祈りつつ 

今日も粛々と 生きている。










BBS

2002年11月08日(金)
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