台所のすみっちょ...風子

 

 

やる気。 - 2003年08月10日(日)

うちのバイト先にインターネットをしに来るAさんは、

50過ぎのおじさん。巨漢である。

乗っかった時のウォーターベッドのように、

ぷるるん、ぷるるんと、肉を揺らしがら毎週日曜日やって来る。

仕事を探しているのである。

来ては、求人サイトを開いて小一時間ばかしいる。


初めのうちは「こんな時代だもの、大変だなぁ〜」と

現代社会の一端を垣間見たような気がし、

密かに同情もしていたのだが、

当の本人はというと、どうもそんなに切羽詰まってないらしい。


寝ているのである。

初めて20分も経つと寝てしまう。

おいおい。

いびきなどかく時さえある。

おいおい。

起こしたこともあるのだが、最近は放っておく。

プ〜プ〜と幸せそうに寝入るAさんを見ていると、

”ここが良ければ、心ゆくまで!”

という気持ちさえ湧くのである。


数十分後。

Aさんはモソっと目を覚ます。

熟睡しているハズなのだが、ちょうど来て一時間になる

当たりで目を覚ます。


Aさんは50歳を超えているので、一時間の使用料は50円。


そして今日、私は発見した。

お金を払おうと、取り出した黒い財布に

「開運」と金の文字が刻印されていたのを。


運が開ける財布・・・

とりあえず、やる気はあると見た。

頑張れAさん。


おしまい。





...




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