デコラのひとりごと。
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「俺も辞めるから」 仲良い営業のヒトがそう言って驚いた。 そういえば、私が辞めると言ったときに いいなぁ、と羨ましがってたので 淋しいなぁの間違いでしょう?と 笑って話したのを覚えてる。
最近、仲良い営業のヒトたちが みんなしてやる気をなくしてるのが目についてた。 多分、私たちくらいの歳って女にとってもそうだけど、 男の人にとっても、微妙な年頃なのかもなぁと思う。 新しいことを始めるか。ずっとそこにいるのか。 他の数人からも、辞める意志があることを こっそりと聞いたりしている。 私は彼らが仕事に燃えてキラキラしている時期も よく知っていたので、最近のそんな彼らをみて なんとなく淋しいような苛立ちにも似た気持ちを 密かに抱いていたんだけれども。 (私なんて、続けたいのに続けられないンだぞぅ) でも、人それぞれ。人生いろいろ。 男の人なんて、なおさら。 いろいろと考えることもあるんだろう。 簡単に決めたことでもないんだろう。
反面、ちょっとホッとしている自分もいる。 ここからいなくなるのは、私だけじゃない。・・なんてね(苦笑) 彼らよりも少しだけ早くいなくなれるのも救われた気がする。 先にいなくなるのも辛いけど、 残されるのはもっと辛いだろうから。きっと。 昨年、仲良い同僚が何人か辞めたときの淋しさを思い出す。 そうやって考えたら、私も辞めどきだったのかなぁ。 すべてはタイミング。そうなるべくしてなる。
そういえば絵を書いてくれなかった。と彼が言って。 なんの話かと思ったら、私が入社したての頃、 よく彼は私に商品のスケッチを頼みにきてたんだ。 まだ仕事の量が少なくて手持ち無沙汰だった私に めぐんでくれていた仕事(笑) でもなかなか上手く書けなくて、結局は 途中でごめんなさいと断わってたんだ。 そんな昔の些細なことを覚えてたんだーと、 懐かしくて、嬉しくもあったし、じんときて、淋しくなった。 その頃は、みんなまだペーペーでさ。 毎日が必死で一生懸命だったよね。私たち、みんな。 あの頃、辛かったけども、でもなんか、まぶしい記憶だ。
うちの会社にも、若い子がたくさん入って 一番若かったはずの私たちももう既に上の立場になっていて。 私たちの小さな社会にも、世代交代の時期が来てるのかもしれない。 そんなことをふと思った。
decora
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